筑能科技社から、ソーラーエアーヒーターの一般家庭向けの新製品が出たのでご紹介します。

ソーラーエアーヒーターは熱発生器なので、暖房に使えるだけでなくタンクを追加してお湯も作ることができます。

ただ、そのようにすると採熱パネルは最低でも2枚は必要となり、スペースを十分に取れないこともあります。

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そこで、省スペースで簡単に設置できるシステムが望まれていました。

【究極の太陽熱利用】ソーラーエアーヒーターとは

暖房と給湯が同時に使える

太陽熱利用ではお湯を沸かすことがほとんどで、暖房にはほとんど使われていないことはご存じと思います。

もちろんできないことはありませんが、十分な熱量を確保するためには設備も大きくならざるを得ず、しかも暖房は春から秋までの期間は使いません。

どう考えても年間の半分以上使いませんから、このような暖房設備は私のような、変わり者しかやりたがりません。

【太陽熱暖房を開始】まだ10月ですが、早めに水を温め寒い冬に備えます

当たり前ですよね。(苦笑)

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この製品は中央にヘッダーを、左右に真空管を平行に配しているものです。

このタイプは、通常の真空管30本のタイプよりも簡単に本数が増やせる利点があります。

片側30本なら両側で60本ですから、かなりの採熱量となり暖房する場合にもかなり余裕が出てきます。

そして、ヘッダーが中央なため、標準型と比較してかなりコンパクトな印象を受けます。

これにタンクを追加して給湯をすれば、暖房を使わない季節には余った熱量を全て使えます。

こうなれば年間を通して最小の燃料で暮らすことができます。

燃料が高騰しても安心ですね。

下のイラストは暖房用ですが、違和感がなくとてもうまく設置されていると思います。

一般的な施工例(暖房)

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給湯をするためのタンクは、現在のところ用意されているのは250Lだけのようです。

500Lくらいまでは欲しいところですが、今のところ中国ではあまり需要がなさそうなので仕方のないところです。

ちなみに、タンクは二重構造となっており、内側が250リットルの貯湯用、外側のタンクは採熱器からの熱風を循環させる空間としているため、外見は300リットル相当の大きさです。

カプセル式タンク

設置のイメージは以下のようになります。

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図では補助熱源に電気ヒーターを使っていますが、これは使わないくても良いと思います。

100%太陽熱で賄うことは不可能なので、足りない分はエアコンや石油ストーブを使えば最小の経費で暖房ができるはずです。

採熱能力

採熱パネルのバリエーションは、真空管の本数で50本(25×2)、60本(30×2)、80本(40×2)の3タイプが用意されているとのことです。

採熱能力については中国語の表記ですが、数字は同じですから何とか理解できるのではないでしょうか。

<標準型50D58-2100D+250L貯湯・交換温水タンク>

これは、Φ58mm真空管60本と250Lの貯湯タンクの組み合わせでのデータとなっています。

カタログから抜粋

※参考:標準型の暖房の目安は30本のパネル1枚で50㎡です。(部屋の断熱構造で差があります)

(概要)

・名称 空気式太陽エネルギー集熱器

・集熱器 真空管径 Φ58mm 管長2100mm 単管通風能力 ≧6㎥/h.kpa ≧吸収率90% ≧放射比0.05

・集熱器占用面積 10.5㎡

・集熱効率 ≧55%

・電動ファン 風量570㎥/h(9.5㎥/分)

次に温風の出力データを見ていきます。

上の表は、計測した温度を時系列で表しています。(オレンジ色は晴天、青は曇天となっています。)

計測は20分間隔で行っていますが、最高で160℃に達しているのが分かります。

施工事例

中国ではすでに真空管式太陽熱温水器は十分に普及しており、ソーラーエアーヒーターはほとんど暖房用とのことです。

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※片側20本タイプは現在製造されていません。

一方、日本では太陽熱温水器の普及が非常に遅れていますので、新築やリフォーム時にリビングの暖房と給湯で使えば大幅な燃料節減になるはずです。

価格について

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