暑い夏になると毎年気になっていたのが「冷風扇」です。

扇風機は気温が30℃超えたら熱い風しか来ないので涼しくありませんから、やむを得ずエアコンになってしまいます。

しかし、つけっぱなしでは風邪を引くこともありますし、健康にも良くないことは確かでしょう。

世の中、なかなかうまくいかないものです。

そこで、暑くなってくると毎年のように気になるのが「冷風扇」。

昔から新聞広告や雑誌などでよく見かけたりしますが、あまり使っている人がいないのはイマイチなんだろうと思ってました。

でも、やっぱり気になるのでTポイントが貯まっていたこともありとうとう買ってしまいました。

冷風扇

無駄遣いだったかどうか、これから検証していきます。

打ち水をしたような爽やかな風!

ま、そんな謳い文句でしょうか。

原理は、水が気化するときに熱を奪うのを利用して冷風を作り出すというもの。

夏の夕方に水を撒くと、一瞬ですがサーッと風が来る。

あれですね。

確かに、話は分かるのだけど本当かな?

(目次)

  1. 打ち水の効果
  2. 冷風扇の原理
  3. 何度の冷風が出るか
  4. 電気代が安い
  5. 結論

1.打ち水の効果

こんな記事を見つけました。

小池都知事、東京五輪へ向け「打ち水」協力呼び掛け

小池百合子都知事は23日、東京・日比谷ミッドタウンで行われた打ち水イベントに参加し、20年東京オリンピック(五輪)・パラリンピックに向けた暑さ対策の一環として、江戸由来の「打ち水作戦」を活用する意向を示した。

まぁ、この話も分からなくはないですが、東京オリンピックに向けてがだめですね。

江戸由来とまで言うなら普段から推奨していたのでしょうか。

仮にやっても、東京のようなアスファルトジャングルでは路面が熱くなりすぎていて効果なんてほとんどないんじゃないですか。

ま、東京都民ではないから関係ないですが・・・

さて、私は誰に言われなくても毎日夕方にやっております。

撒く水は自家水、水温は18℃くらいかな。

夕方の水撒き

このところ雨が降らないので、焼けたコンクリートやアスファルトの舗装面に撒くと、サーと爽やかな風が吹いてきます。

風はすぐに止んでしまいますが、非常に良いものです。

つまり、冷風扇はこのような効果を狙っているわけですが、この爽やかさが持続するものなのでしょうか。

2.冷風扇の原理

冷風扇の仕組みはいたって簡単。

気化熱を利用して空気を冷やす「水冷式の扇風機」です。

ラジエーターに水をポンプで汲み上げて通し、そこに風を送る。

ただそれだけ。

冷風扇の原理

※写真は、購入したお店のサイトからお借りしました。

この画から分かるように、水の温度が低いほど冷風が出ますから、保冷剤や氷を入れれば更に冷たい風が出ることになります。

3.何度の冷風が出るか

では、肝心の何度の涼風が出るのか確認してみましょう。

室内の温度は、朝の8時50分には31℃近くなっています。

むちゃくちゃ暑い!

タンク内の水の温度は24℃。

出てくる風の温度を測ると28.4℃。

気温よりも2℃前後低い風がきています。

次に、付属の保冷剤を入れてみましょう。

付属の保冷剤は小さいので、あまり期待は持てませんが・・・

それでも、さらに0.3℃下がりました。

たったの2℃か、ちょっと期待はずれ。

まぁ、そもそもの空気が熱いので仕方が無いですが・・・

4.電気代が安い

今回購入したのは直流型なので電気代がかなり安いようです。

1ヶ月使っても168円とは安い!

一日8時間というのは、ず~と使う時もあれば短時間しか使わないときもありますから、平均で8時間は妥当なところかもしれませんね。

しかし、直流モーターは電気食わないんですね。

そこは感心しました。

(追加報告)

現在、午後3時半ですが、室内の気温は33℃と猛烈に暑いです。

実験開始から6時間以上経過しました。

冷風扇からの風は、なんと29.3℃をキープしています。

保冷剤が入っているので当然とは言え、4℃近くの差はなかなか大したものです。

(追加報告2)

8月4日、午後2時。

今日も気温は、室内で33℃と素晴らしい温度になっています。

ちなみに外の気温は、ほぼ40℃。

外に出られない。

冷風扇は早朝からつけっぱなし。

出てくる冷風は30℃で、気温との差は3℃。

こんなに高い気温なのに、近くに置けばやはり涼しいです。

しかも今日は水だけ。

エアコンをつけずに、こうしてパソコンのキーボードを叩けるのはあり難い。

それから電気代を気にしなくてもいいですからね。

5.結論

冷風扇は、近くに置けば扇風機よりも涼しい風が届きますが、今年のように34℃にもなると涼しくは感じません。

エアコンでもよほどガンガンかけないと涼しくない温度ですから、この程度の機器に過度の期待を寄せるのは間違っています。

適切な使い方として、風量が扇風機よりも乏しいので、脇に循環ファンを使うことをお薦めします。

これは結構涼しく感じました。

また、気温が30℃以下だと風量は小さくても割と涼しく感じます。

そのため、最近では扇風機よりも出番が多くなっています。

それから、ピチャピチャと水が循環する音がします。

これをうるさいと感じる人もいるかも知れませんが、私はより涼しさを感じました。

水の消費量は、つけっぱなしにしておくと結構減るのが早いです。

満タンなら一日くらい持つかな?

使い残しがないように、タンクの半分くらいにしてこまめに給水した方が良いと思います。

水の汚れに注意

注意点としては、何日も同じ水を使っていると水は確実に腐ります。

雑菌が繁殖した水から出る風は、カビの胞子や細菌が含まれていると思った方が良いと思います。

気温が高いのでなおさらですね。

だいぶ前になりますが、職場のエアコンの風(使い始め)をまともに受けて酷い気管支炎になったことがあります。

幸いにして肺炎にはなりませんでしたが、かなり長い期間苦しんだことを記憶しています。

なので、エアコンや加湿器、特に水を使う機器はきちんと清掃しながら使わないといけません。

ましてや真夏で温度も湿度も高いですから、雑菌やカビは短時間で大増殖します。

私は念のため、ADパウダーの水溶液を作って10CCほど入れています。

これで、カビやバクテリアが発生するのを防げるので安心して使えます。

ADパウダー

もちろん定期的に清掃をすることをお忘れなく。タンクには不純物などが溜りますので洗わないとまずいです。

冷風扇は、ここが結構面倒ですね。

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