明けましておめでとうございます。

本日は1月3日、陽射しはあるものの風は冷たく寒い日となっています。

高原山は吹雪いて見えません。

しかし、11時には石油ストーブの火を消しました。

太陽熱温水暖房のおかげで室内の温度が18℃以上になったためです。

現在、午後の3時20分ですが、暖房なしの部屋でレコードを聴きながら書いています。(笑)

さて、とちぎエネットも今年で7年目を迎えます。

その記念でも何でもないのですが、「季刊地域」にいきなり掲載されました。

この本は、現代農業の別冊として年4回発刊されるもの。

現代農業は父も定期購読していたので、子供の頃から私も時々読んでました。

農業技術だけでなく、行政にも辛口の記事が多く、かなり硬派なイメージがありました。

そんなところから、私のような軟派な会社に原稿依頼が昨年末にありびっくり。(苦笑)

ほんのちょっぴり載せてくれるのかと思いきや、かなり目立つ位置に掲載して頂きました。

赤線のところです。

記事の内容は、真空管式太陽熱温水器の圧力型とPCMソーラーエアーヒーターの紹介です。

特に目新しいところはありませんが、他の記事と併せて読んでいただくと面白いのではないかと思います。

今回も期待を裏切らない硬派な記事が目白押しです。(笑い)

発売は、1月5日から店頭に並ぶとのことです。

よろしくお願いいたします。

せっかくなので、内容を少し紹介させていただきます。

今回のテーマは、「小さいエネルギーで地域強靭化」。

今回の北海道胆振東部地方で発生した大地震のことが、最初に詳しくレポートされています。

東日本大震災の時もそうでしたが、「備え」が大変に重要です。

備えとは何かあったときのものですが、大きくは自然災害であろうと思います。

自然災害はいつやってくるか分かりません。

その時に何も準備していないのでは命に関わるかもしれません。

この本には、地域の特徴を生かした取り組みが事例としてたくさん載っています。

面白い記事ばかりなのですが、一つだけご紹介します。

これは、河川改修に関わる専門性の高いものなのですが、自分が住んでいる場所の安全性を考えるには良いのではないでしょうか。

特に大河川の近くに住んでいる方には重要です。

「本家の災害」「分家の災害」の考え方は、実際に当てはめてみた方がいいと思います。

私も長年農地整備に関わってきましたが、このような観点からは設計はしていません。

ただ、自然に(地形勾配や地質など)に逆らうようなことは極力避けては来ましたが・・・

いずれにせよ、その地域の過去の災害の歴史を知ることで対応策は見えてくると思います。

他にも地域で活用できる、実際にしている事例が沢山載っています。

地方で生きる人間は何があっても生き延びる術を持たなければなりません。

だから燃料でも電気でも、どんどん自分で作ってしまいましょう。

とちぎエネットは、太陽熱利用のお手伝いをいたします。

本年もよろしくお願いいたします。