今日は8月15日、第二次世界大戦の敗戦記念日。

このところの長雨で、気温も低い状態が続いています。

真夏というのに朝7時の気温は16.5℃、先ほどまでかなり強い雨も降っていました。

まだ雨は止んでいませんが、この傾向は少なくとも明日まで続きそうで、週間予報を見ると水曜日あたりから夏が戻ってきそうな感じです。

このような状況なので、トマトやナス・キュウリの成長が少し鈍っているような気がします。

一方、隣に植えてあるサトイモはとても元気なようです。

撮影:2021.8.14

どうやら、サトイモは湿気の多い場所を好み、強い直射日光も苦手なようです。

なので、このような天気はちょうど良いのでしょう。

出遅れの原因は

さて、期待していた「世界一トマト」が遅れています。

予定としては、8月上旬には収穫できるようにとやってきたのですが、残念ながら半月以上遅れているように感じます。

そもそも直播なので、苗からよりも遅くなることは承知していたわけですが、初めてだったので初期生育に手間取ってしまいました。

不織布などで覆ったりしたのですが、発芽しなかった場所もあり、蒔き直したのも大きく響いています。

撮影:2021.8.14

それでも、ここまで大きくなってきましたのでもう少しの我慢。

早く雨が上がり、暑い夏が戻ってくることを願うばかりです。

撮影:2021.8.14

実際、苗の成長ぶりはそれほど悪くはないように思いますので、あと1週間くらいで収穫できるのではないでしょうか。

ただ、去年の状況を確認したら、やはり8月はあまり生っていなかったようです。

最盛期は9月に入ってからのようで、結局あまり変わらないのかも知れません。

撮影:2020.9.4

圃場が狭いので、毎年同じ場所でトマトを作るようになってしまいますが、連作障害は今のところありません。

ただ、朝から日は照っても、午後2時過ぎには前の家の陰になってしまうのが残念なところです。

日照時間としては十分なような気がしますが、もしかすると、トマトとしては足りないのかも知れませんね。

ところで、トマトの後ろに植えてあるサトイモの生育が非常に良いです。

昨年も同じ場所に植えましたが、上の写真からも小さくてやっと確認できる程度しか育っていません。

ところが、今年は全く違います。

栽培法の違いは、支柱と麻ひもで垂直に立ち上げているだけなんですけどね。

種の良し悪しもあるかも知れませんが・・・

撮影:2021.8.14

こちらは矢板の圃場ですが、大きいものは背丈が私の身長(1.8m)くらいまでになっています。

撮影日:2021.8.7

同じ種イモでも、条件が変わるとここまで違うとは驚きです。

ミニトマトもこれから

さて、ミニトマトはどうでしょうか。

これも昨年は苗を購入しましたが、今年は種からです。

ここも、毎年ミニトマトを作っていますが、生ゴミ堆肥を少し上から撒いて、たまに米のとぎ汁を与える程度の栽培法です。

この写真は昨年の9月上旬ですが、左からみに、中玉、アイコの順で3本植えてあります。

撮影:2020.9.4

写真で見る限り、支柱をしっかり立て麻ひもで誘引してますから、この時点で私はすでに垂直仕立て栽培をやっていたことになります。

ただ、どうしてこのようにトマトが鈴なりに生るのか理由が分からなかった。

なので、この情報をYOUTUBEで見つけた時に「これだ!」と確信を持てたわけです。

今年の状況は、まだ花が咲き始めたところです。

撮影:2021.8.14

昨年とは違う品種(ワーンミニトマト)なので、どうなりますか。

なお、この場所も午前中は日が当たらず、午後からなので条件は良くありません。

ただ、軒下のため雨にはあまり当たりませんので、トマトとしては好条件な部分もあります。

昨年は、あまりに出来が良かったので不織布などで防寒しながら12月まで収穫できました。

最後は本格的な寒さが来て茶色くなってしまいましたが、まだまだたくさん生っている状況だったので、本当に残念な気持ちでいっぱいでした。

まとめ

これまで家庭菜園を長くやっては来ましたが、ナスやキュウリ、トマトなど夏野菜のほとんどは苗を購入したものです。

今回は種から仕立てているので、慣れないことはやはりうまく行かないことを改めて実感しました。

そこで、来年のトマトの作付けは以下のようにしたいと思っています。

1)ミニ温室で4月に種を蒔き苗づくりを開始する

2)6月に定植

3)並行して5月の連休ごろに種まき

出典:野菜の垂直仕立て栽培から

ま、基本に則るだけなんですが、このようにしないと早く収穫できないことが実感として理解できました。

それにしても、この表でも垂直仕立て栽培では11月の上旬まで収穫できるようなっていますね。

昨年のミニトマトの成功はまぐれではなかったのです。

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