キュウリは今年も失敗でした。

失敗の原因は正直言って良く分かりませんが、樹の成長は良かったことから今年の異常な暑さの可能性は否定できません。

また、せっかくできたものの、大きく曲がっているものや先端が極端に細くなっているものばかり。

しかも、中には苦いものがあり本当に困りました。

昨年まではこのようなことは全くありませんでしたので、今年は種取りしたものを使ったことが原因なのかも知れません。

以上は四つ葉キュウリです。

もう1種類作った、加賀節成きゅうりはほとんどなりませんでした。

現在でも樹は非常に元気なのですが、未だに全く実がならないのです。

樹がどんどん伸びるし花も咲くのですが・・・

蔓下ろしをしたり、剪定をしても全く変わりません。

調べてもよく分かりませんし、昨日の朝には1本が急に枯れてしまいました。

さほど乾燥しおらず、虫にやられたわけでもないのに、どうして枯れたのか分かりません。

一昨日の午後に日差しが非常に強烈だったので、もしかするとそのせいでしょうか。

いずれにしても、品種と作る場所を考え直さないといけないようです。

来年の種を検討

さて、加賀節成きゅうりは前述のとおりですが、四つ葉キュウリは、曲がりなりにも(本当に曲がりばっかりですが)収穫できていたわけです。

なので、暑さに強い品種を選べばうまく行く可能性があります。

加賀節成きゅうりの特性を見てみましょう。

説明の一番上に、「耐病性の優れた業晴しい節成性を現し収穫期の長い豊産種です。」とありますが、暑さに強いとは書いてありません。

まぁ、書いていないからと言って弱いわけではないでしょうけれど・・・

ところが、「交配 近成四葉胡瓜(チカナリスウヨウキュウリ)」にはこう書いてあります。

本種は夏節成とスーヨーの交配種で耐暑性強く着果の多い品種です。

耐暑性強くと、わざわざ書いてあるくらいですから、ほかの品種よりも暑さに強いはずです。

もちろん、これを作れば良いかと言えばそう単純な話ではないと思いますが、素人はこのような品種を選ばないとうまく行きそうにもありません。

それから、キュウリは水分を切らすとダメな野菜なので、やはりビニールマルチをしないと安定した収穫は難しそうです。

まとめ

2年連続でキュウリは失敗してしまいましたが、苗を買っているわけでもありませんし、そこから得られることも多いのでそれほど気にはしていません。

昨年もそうでしたが、7月から8月にかけての気温が異常に高くなっています。

そのため、これまで良かった種でも難しくなっている可能性は否定できません。

私はこれまで、種取りを前提に固定種を購入してきました。

しかし、その固定種がうまくできないのではどうにもならないわけです。

それはキュウリだけではなく、トマトも同じような傾向です。

今年唯一上手くできたのは、交配種の「こくまろトマト」でした。

固定種の世界一トマトは、やはり樹ばかり育ってあまりなりません。

やはり、固定種に拘り過ぎて収穫できないのは本末転倒です。

来年からは、ものによっては交配種を使いっていきたいと思います。