もう梅雨が明けたようです。

早い、早すぎる!

6月中に梅雨が明けるのは初めてのことらしいが、これも温暖化の影響なのでしょうか。

日経新聞の記事から

いずれにしても、あまりに暑いので、朝からエアコンをかけざるを得ないです。

我が家では昨年の8月下旬にリビングにエアコンをつけたばかり。

それまでは寝室に1台あるだけで、他の部屋にはありませんでした。

少々暑くても何とか我慢してきましたが、もう限界と言うことでつけたわけです。

しかし、がんがんエアコンをかけるのは電気代もかかるし、健康にも良くありません。

熱中症を国が心配するなら、もっと環境を守ることにも気を使ってもらいたいと思います。

温暖化の原因の一つが森林破壊と言われます。

誰が考えたって、こんな山奥にメガソーラーなんておかしいですよ。

この国は昔から経済優先、環境破壊なんて知ったこっちゃない。

金だけ今だけ自分だけ。

緑のカーテンを作る

しかし、日々の暮らしで少しでも涼しく過ごすには、やはり緑のカーテンを積極的に取り入れるべきです。

維持管理がけっこう面倒ですが、やはりエアコンだけでは健康にも良くありません。

個人がやることなど、どれほどの効果があるのかは不明ですが、やらないよりもましです。

なんでもお金で解決すると言う考え方は、お金があるうちは良いのですが、なくなったときは辛くなります。

と言うことで、我が家の事例です。

ちなみに、土地は67坪で東側に用水路があります。

(東側)

夏は朝日が当たると一気に温度が上昇するので、最初(40年前)から落葉樹を植えてきました。

柿とかプラム・梅などがメインです。

左がプルーンとプラム、正面奥が柚子。

樹種は、冬の日差しを考えて落葉樹にしていますが、全て実をつけるものです。

毛虫などが心配ですが、適切に剪定していると出てきません。

やはり管理は大事です。

プルーンは5年目です。昨年から少し生りだし、今年はかなりの数です。

プルーンは鳥の大好物なので、やられなければかなり楽しめると思います。

実は3年目までは普通に植えただけでしたので、一向に花も咲かず、当然実もつけませんでした。

ところが、昨年から枝を縛って垂直方向に誘引したところ異常な勢いで成長するようになりました。

果樹についても垂直仕立て栽培が有効だと知ったので、早速試しているわけです。

他にも、柿や梅・柚子でも同じように剪定を行っていますが、樹の勢いが全く違うようです。

樹高も4m以上になりましたので、今後はこれくらいの高さを維持する剪定を行っていきたいと思っています。

(南側)

次に南側ですが、ここはサンルームのため盛大に太陽光が入ってきます。

冬は暖かくて良いのですが、夏は暑くて大変です。

そのため、屋根の一部をサーモプロテクトで遮光をしていますが、効果は限定的です。

そこで昨年は、メロンやインゲンなどを垂直仕立てで遮光しようと思いましたが、あまりうまく行きませんでした。

原因を考え、排水対策と幅を増やしたためか、今のところ順調に育っています。

キュウリ・ブロッコリー・トウモロコシ・メロンが植わっています。

こんなに密植して大丈夫なのか心配ですが、今のところ問題ないようです。

だめなら間引きたいと思っていますます。

インゲンのカーテンが出来つつあります。

ただ、手前のカリフラワーがイマイチですね。

(西側)

西日対策については、昨年まで吹き抜けのところにトマトを植えていました。

結構大きくなる(3m程度)ので効果は大きいですが、今年は更に通路を挟んでキュウリも植えています。

キュウリのカーテンができるはずです。

それと道路わきには、生垣の代わりにブドウ(デラウエア)を植えてあります。

目隠しにも最適です。
実がたくさんついています。

ブドウも垂直仕立て栽培の応用ですが、これはまだ理解できていません。

実をつけたのはビギナーズラックでしょう。

でも、これは目隠しにもなり、日よけにもなりますから我ながら気に入っています。

まとめ

グリーンカーテンは気温を下げる効果は少ないですが、直射日光(輻射熱)を遮ることで熱中症を防ぐ効果は抜群だと思います。

私の場合、これらの全てが実をつけるので大きな楽しみとなりました。

もちろん、肥料や農薬は一切使いませんので、安心して食べられます。

非常識な栽培法と思われるかも知れませんが、参考になったと思う方は是非挑戦してみてください。

世の中の見え方が大きく変わってきます。