今日は8月6日。

ここ数日夕立がなく、35℃以上の極めて暑い日が続いています。

コロナも大変な事態になっていますが、命に係ることなので、まずは感染しないように心がけをしなければなりません。

さて、こんな出かけることにリスクがあるのでは自粛されている方も多いと思います。

私の場合は、日中の暑い時間帯を避けて家庭菜園でをやってます。

野菜だけでなく、果物も「垂直仕立て栽培」をやっているので、毎日がとても面白く、とても充実してます。

家庭菜園はコスパが悪い

夏の野菜で欠かせないのはキュウリ。

漬物好きの私にとってなくてはならないものです。

浅漬け、ぬか漬け、みそキュウリ、そしてワカメのあえ物などを毎日のように作ります。

8本ほど仕立て、最初に蒔いた2本は成績が悪いのですが、残りの6本は順調で、今朝は5本の収穫。

しかし、こう連日となると食べきれない状況となってきました。

毎日4~5本の収穫

この時期は、スーパーでも農産物直売所でもたくさん出回っており、安く買えます。

でも、たくさん使うとなるとお金は結構かかります。

また、農薬も気になりますよね。

自分で作れば、新鮮なものが安心して食べられのが家庭菜園の大きなメリットです。

ただ、家庭菜園と言うのは一般的にコスパが悪いものです。

なぜ悪いかと言うと、作るのが少量であるために種を蒔かずに苗を買ってくることが多いからです。

しかも、肥料や土を買って作るとなるとかなりの金額になります。

そしてうまく行く時ばかりではありませんし、手間暇を考えたら買った方が断然安いのではないでしょうか。

でも、簡単に失敗なくできるのであればやらない手はなさそうです。

垂直仕立て栽培でキュウリが大豊作

その簡単に失敗しない方法とは、垂直仕立て栽培と言うものです。

基本的に種を買ってきて、直播か苗を仕立てて植えるだけ。

肥料は一切使いません。

使うのは、垂直に仕立てるので支柱と紐くらいなもの。

今回はキュウリを作ったので、支柱の長いものがなかったので買い足しました。

支柱なんて安いもので、専門店でしたが、Φ20mm×2.4mの長いものが10本で1980円で買えました。

これを10年間使うと考えれば初期投資としては悪くはありません。

また、多用する麻紐は、使い終わったら腐って自然に帰るのも良い点です。

土手なので肥料は一度も入れていません。

そして、縛って育てた結果がこれです。

最初は短い支柱を使いましたが足りませんでした。

優に3mは超えています。

手前の2本は後から蒔いたのでこれからですが、極めて順調です。

ただ、正直言ってこれが垂直仕立て栽培の効果であるかどうか。

肥料は入れてはいないのですが、刈った草などを置いておいた場所なので肥料分があったのかも知れません。

私の場合、これまでも「米のとぎ汁乳酸菌」堆肥を使い、かなりの成功事例があります。

ですが、一切の土づくりをせず、堆肥も入れずにここまでできてしまうとやはり認めざるを得ないのかなとも思います。

むろん自然農法で多くの方がやっておられるように、無肥料栽培は可能ではあるでしょう。

でも、その技術はそう簡単ではないように思います。

ところが、垂直仕立て栽培にそのような特別な技術は要りません。

以下のイラストをご覧ください。

道法正徳監修 野菜の垂直仕立て栽培から

種を蒔いて、育ってきたら支柱を立て縛るだけです。

ただし、苗を植えるのと違い種を蒔くわけですから時間はかかります。

正直、まだ慣れていません。

そのため、来年からは半分は苗を仕立てようと思っています。

時期をずらして栽培すれば、早く食べられるだけでなく、長く収穫ができますから。

どれだけ収穫できるのか?

そして、これからの注目点はどれくらい収穫できるのかです。

本には支柱を超えたら若いツルに更新とあります。

こうすることで、長い期間収穫が可能になるとのことです。

道法正徳監修 野菜の垂直仕立て栽培から

更新の前に、4~8本のツルを誘引とありますが、本数を数えるのが面倒なくらい出ていますのでこれを整理します。

実が生っているので、これらを収穫してからバッサリと行きましょうか。

それにしても、こんな場所に種を蒔いただけでこんなにキュウリが獲れてしまうのは驚きとは思いませんか。

陰謀論ではないですが、道法さんは世の中から無視されているような気がします。

こんな凄い技術が世の中に知られないなんておかしくないですか。

陰謀論ではないですが、こんな技術が世の中に知れ渡ったら肥料や農薬が売れなくなるわけですから困る人も多いのでしょう。

しかし、そもそも化学肥料や農薬を使うようになったのはごく最近のことです。

100年前は使っていません。

人間も欲得ばかりでなく、真っすぐ背筋を伸ばして生きたら良いかも知れません。

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