こんにちはnonofhoです。

今日は8月27日(金)、盛大に繁茂していたカボチャもかなり枯れてきましたので、そろそろお終いにしたいと思います。

一時期は、倉庫の上から柚子の木、そして母屋の屋根まで伸びていました。

今年は垂直仕立て栽培の理論を取り入れてやりましたので、いつになく豪快に育ったような気がします。

それにしても、絡まれた柚子にはいい迷惑だったかも知れません。(笑い)

誘引はしてますが、母屋の方まで蔓が伸びています。

大小合わせて5個

すでに、小さいもの1個を収穫していますが、これは倉庫の屋根の上で育ったものです。

かなり大きいです。


重さは2.4kgくらい。

切ってみるとこんな感じ。

肉厚でなかなか良いのではないでしょうか。

調理は、とりあえず塩を振って蒸してみました。

作った直後は柔らかったのですが、時間の経過とともに固くなってしまいました。

何故でしょうか。

まぁ、理由はともかく、1個で2.4kgもあると食べるのが大変です。

しかも、あと3個もありますから。

煮るだけでなく、他の調理法を考えないといけません。

空中と地上では形が違う

ところで、空中カボチャは同じ種を使っても形が違ってくるようです。

この写真は、別の場所で普通に栽培したもの。

平べったい形をしています。

地上栽培のカボチャ

空中カボチャ

これは重力の関係でそうなるのでしょうか。

こういう品種かと思っていたら、そうでもないようです。

追熟(キュアリング)

なお、カボチャは収穫後に追熟した方が良いそうです。

キュアリングと言うそうですが、読んでみるとなかなか難しそうです。

カボチャのキュアリングとは何ですか。

キュアリングとは、本来は「治療」という意味でサツマイモやカボチャでは広く行われています。貯蔵中に切り口から病原菌が入るのを防ぐため、果柄部の切り口を乾かすことにより菌の侵入を防ぎ、果実の腐敗を防ぐ処理を指します。これにより貯蔵性が増します。カボチャでは収穫後日陰で風通しのよい所に置き、7~10日間のキュアリングをします。収穫時期は果柄がコルク化したころで、縦横の両方向にひび割れが入るのが適期です。キュアリング期間は品種により異なり‘えびす’‘つるなしやっこ’では7~10日、‘ほっこり姫’‘ロロン’‘夢味’では2週間~1カ月くらいで、処理後は切り口がしっかり乾いたかどうか確認します。‘つるなしやっこ’では肉質が粘質であり、キュアリング効果は高くありません。

 カボチャなど多くの果実は収穫後も成熟が続き、芳香や色、果肉の変化が起こっています。収穫直後のカボチャでは甘みがなく、追熟させることででんぷんが糖に変わって甘みが増してきます。スーパーなどでは、追熟が進んだ状態のカボチャが売られています。

 キュアリング処理後は、10℃くらいの所で貯蔵します。カボチャは一般にホクホクした粉質性の高いものが好まれます。粉質性が高いほどでんぷん含量が高いのですが、貯蔵温度が高いほどでんぷんは早く減少します。そのためキュアリングを必要な期間以上に続けたり、貯蔵温度が高くなったりすると、でんぷんから糖への変化が進み甘くなります。しかし一方でホクホク感がなくなり、腐りやすくなるので注意が必要です。

(引用終了)

慌てて収穫することもないので、もうしばらく木の上に置いておきます。

調理後に固くなってしまったのは追熟が足りなかった可能性もありますね。

もう少し研究してみます。

(関連記事)

【空中栽培】狭い場所でカボチャを作る(その3)