要らなくなったものは捨てる。
捨てるのは簡単で、それはそれでスッキリはするけれど、「違う目的に使えないか」といつも悩みます。
今回は、廃棄の予定だった太陽熱温水器のステンレスタンクです。
それなりに大きくて、丈夫なのでやはり捨てるのはもったいない。
これに土を入れたらプランター替わりになるのではないか。
たまたま、野菜の垂直仕立て栽培の本を買って読んだ直後だったので、春は玉レタスでやってみました。
結果は、それなりに大きくはなったけれど、あまり結球しなくてイマイチでした。
自然栽培の本によると、玉レタスは難しく、サニーレタスが作りやすいとのことなので変更しました。
植え付けるタンクの中は石だらけ
タンクの中は道法スタイルに従って、底部に石をたくさん入れてあります。
つまり石ころだらけ。
そして、その上に砂利混じりの黒土を載せます。
もちろん肥料は使いません。
なお、玉レタスの時は直播だったのですが、今回は苗を仕立てて植えました。
穴の間隔が狭いので、一個おきに植えています。
定植したのは8月26日です。
下の写真は1か月後の状況です。
ばらつきはありますが順調に育っている様子がうかがえます。
また、垂直仕立て栽培なので、配管用の保温材で葉が立ちあがるようにしているのがミソです。
このあたりまではあまりぱっとしませんが、雨が降ったり水をやったりしていたら土がへこんできたので、生ゴミ堆肥を上から被せました。
するとどうでしょう。
葉の色が少し濃くなり、急に大きくなりました。
生ゴミ堆肥が効いたのでしょうか。
そして、今朝の状況です。
全く病気も出ず、イメージ通りの出来となりました。
そろそろ収穫ですね。
それにしても、こんなものを使っても野菜はできるんですね。
プランターを買わなくて良かった。