初めまして、とちぎエネットの野澤と申します。
真空管式太陽熱温水器の販売設置や自然に優しい商品などを販売をしています。
私の定年後の仕事は、近年の地球温暖化による気候変動阻止に貢献したいと思ったからです。
そのためには化石燃料の消費を減らすことが重要であり、太陽熱を利用した機器を普及させることが必要と考えました。
自然は厳しいときもありますが、利用の仕方でお金に換算できない豊かさをもたらします。
自然エネルギーは、今後の世界では主要な役割を果たすことになるでしょう。
今は電気ばかりが注目されていますが、いずれ太陽熱が見直される時期が来るはずです。
生活に一番必要なのは熱なのですから。
- 地球温暖化の原因はなにか
- 太陽熱温水器は過去のものではない
1 地球温暖化の原因はなにか
近年、地球温暖化が深刻の度を増し、毎年のように巨大台風や巨大地震が発生し大きな被害をもたらしています。
そのため、常に油断無く構えていなければなりません。
私も、2011年の3月に東日本大震災に遭遇しました。
水道は幸いにも断水はしませんでしたが、停電と燃料不足は深刻でした。
それ以後も毎年のように、日本のどこかで大規模な地震や風水害が多発しています。
なぜこのような気候変動が起きるのかといえば、もう誰の目にも明らかなように全世界で化石燃料を使うことによる二酸化炭素排出が原因であろうと思います。
以前なら、先進国と言われる欧米の一部の国々が贅沢に石油を使う分にはさほどの影響はありませんでしたが、近年の中国やインドを筆頭に後進国と言われた国々の経済発展は、爆発的な石油の消費に繋がっています。
誰の予言か忘れてしまいましたが、近い将来、大規模な気候変動により地球は破滅するとの記事を読んだことがあります。
それから20年くらい経ったのでしょうか、それが今現実になろうとしているのでしょうか。
もはや気候変動に対して暢気に構えている余裕はなく、いつ当事者になるのか、それは明日かも知れません。
残念なことに、未だ地球温暖化対策が見えてきませんが、個人でできることは小さくてもやっていかなければならないと思います。
2 太陽熱温水器は過去のものではない
さて、昨今は自然エネルギーと言えば太陽光発電ばかり。
確かにそれは悪いことではありませんが、その前に太陽熱を利用すべきなのです。
太陽光は赤外線を含むために当たると暖かくなりますが、別に機械を使わなくてもそれは自然とそうなるわけです。
そして、より効率的に使うために太陽熱温水器が開発され、昭和の時代には多くの家庭の屋根に載っていましたが、現在ではほとんど見かけなくなりました。
なぜそうなったのでしょうか。
人々の生活が豊かになったことや、電気温水器の普及で便利さが優先されているものと思います。
また、屋根に太陽熱温水器を載せるのはお金もかかり、見映えも良くないからとも言われます。
でも、太陽熱は自然にあるもの、これを利用しない手はありません。
地球温暖化を止める方法は、温室効果ガス(二酸化炭素)を大幅に減らすこと。
太陽熱温水器を使えば、化石燃料の消費量は確実に半分以下になります。
一人ひとりができることは小さいですが、全世界で太陽でお湯を沸かすことにすれば大きな力となるはずなのです。
もちろん最近ではオール電化で、すべて電気のお世話になっている家庭が多くなっていることは知っています。
でも、それが正しいことなのでしょうか。
便利であれさえすればいい、そんな風潮が原子力災害を起こしたと言えなくないと私は思います。
幸いに太陽熱温水器は進化しています。
真空管を使った驚異的な採熱能力を持った太陽熱温水器が登場しています。
これらの多くは中国で生産されており、安価で耐久性の高いものです。
ぜひ、偏見を持たずに使ってみていただきたいと思います。
3 最後に
たかが太陽熱温水器で地球温暖化を阻止しようなどと思っているのは、世界広しと言えども私だけかと思うときもあります。
もちろんそんなことは無く、多くの人が私などより先にやっておられるわけですが、それがなかなか世の中に浸透していないのです。
それはなぜか?
太陽熱はタダなので商売にならないとは良く言われること。
そして、既得権益層からの圧力があるとも聞きます。
世の中は一筋縄ではいきませんが、大きなことも小さな一歩から始まるわけです。
なので、社会の欺瞞に気がつく人を1人でも増やしたいと思っています。
遠方の方とは商売はできませんが、ぜひ情報を共有して頂ければ幸いです。