今日は10月1日(金)、台風16号の影響で昨夜から雨が降り続いています。

日中いっぱいは降るようですから、外の仕事はできません。

残念な1日となりそうです。

さて、9月を振り返ってみると、8月中旬からの天候不順で太陽熱利用は芳しくありませんでした。

しかし、データを見てみればそれほど悲観することはありません。

話は違いますが、太陽熱利用は野菜の垂直仕立て栽培に似ているようなところがあります。

・太陽熱温水器はただ置いておくだけ

・野菜の垂直仕立て栽培は縛って垂直にするだけ

つまり、やることが単純で効果が大きいところが共通しています。

それから、自然の摂理を最大限利用しているところもありますね。

私と相性が良いはずです。(笑)

9月の採熱結果

それでは、早速9月の気象と結果を見ていきましょう。

前半は曇りや雨で、晴れの日はほとんどありません。

19日から天候は持ち直しますが、それでも24日までとパッとせず、以後も曇り日ばかりでした。

結果的に、温度上昇は平均で15.3℃でしたが、今の時期は水温が高いので、最終的には36℃まで行きました。

朝の水温の平均が20.7℃ですから、簡単にここまで行ってしまうんですね。

ただ、これが真冬になると水温が10℃くらいしかありませんからそうはいきません。

表では分かりにくいでグラフを見てみましょう。

このグラフから、全く温度が上がらない日が結構あることが分かります。

そう、雨の日です。

真空管式太陽熱温水器の場合、明るい曇り日や小雨ならそれなりに温度上昇はするのですが、今日のようなしっかり雨が降っている状況では逆に下がることもあります。

でも、上がるときは凄いですね。

ただ、あまり熱くなり過ぎるようなときは、ブースターのバルブを開けて放熱してしまいます。

そんなに上げても使い切れないし、保温材なども傷むので。

放熱状況

なお、お風呂の湯沸かし温度は40℃に設定してあるので、データ上は残り4℃分を沸かせば良いことになります。

しかし、70℃を超えてしまうような日は使い切れず、どんなに保温力に優れたタンクでも朝までには冷めてしまいますから少し割り引く必要があります。

それでも、9月7日に40リットル購入した灯油がまだ半分以上残っているので、1ヶ月に20リットル程度しか使わなかったことになります。

これだけ天気が悪くてもこの成績ですから、いかに真空管式の太陽熱温水器の採熱能力が優れているか分かるというものです。

凍らないソーラーエアーヒーターを使ってみませんか

さてさて、今日から10月ですからもうすぐ寒い冬がやってきます。

昨年は雪が少なかったので、今年は多くなるような気がしますがどうでしょうか。

地球温暖化で極端に寒くはならなさそうですが、いったん寒くなってから本格的な温暖化となると聞いたこともあります。

いずれにしても、自然エネルギーをできるだけ使うようにしていかなければ暮らしが立ち行かなくなることもあるかも知れません。

最後に宣伝ですが、今のうちに凍らないソーラーエアーヒーターを導入しておくのも良いと思います。

【究極の太陽熱利用】ソーラーエアーヒーターとは

現時点で、地球温暖化防止にはできるだけ化石燃料を使わないのが一番だと思います。