今日は4月7日、昨日からようやく暖かくなってきました。

そのためか、土手には紫色のハナダイコンも嬉しそうに咲いています。

それにしても、今年の3月は例年になく寒かったように思います。

気温は記録していませんが、太陽熱温水器のタンクで朝の水温を毎日測っていますからおおよそ判断できます。

データを見てみましょう。

中旬から10℃を超える日が出てきますが、その後あまり上がらず、ずっと横ばいの状況が続きました。

2022.3月の採熱データ

一方、夕方の温度は天気がまずまずだったので平均温度は33.1℃とかなり高い温度でした。

これなら灯油の消費はかなり抑えられるはずです。

2022.3月のグラフ

11日から極端に温度が上がっているのは、太陽熱暖房の熱を太陽熱温水器(分離分割型)に送っているからです。

送り方は、採熱の循環系の途中にステンレスタンクを設け、そこに熱風を送り込むことで熱交換します。

ブースターの構造図
左は循環系 右の管から暖房用の採熱器からの熱が来ます

これをブースターと呼んでいますが、さすがに真空管95本の威力は大したもので、天気が良いと簡単に70℃を超えてしまいます。

上がり過ぎてもお湯が使い切れないので、その場合は排気バルブを開けます。

結局、購入した灯油は暖房と給湯を合わせ80リットルでした。

非常に寒い月だったので、もっと使ってしまったと思ったのですが・・・

昨年と比較してみた

そこで昨年はどうだったのか、見てみたいと思います。

2021.3月のデータ

朝の水温は平均10.2℃、今年に較べるとかなり高いです。

ただ、夕方の温度が26.6℃とまったく上がっていません。

2021.3月のグラフ

忘れてしまいましたが、さほど寒いわけでもないのに暖房をしていて、ブースターに熱を送っていなかったようです。

購入した灯油は、今年と同じく2回で80リットル。

使い方は全く同じではありませんが、さほど変わらなかったと言えます。

まとめ

寒かった3月を乗り切り、ようやく暖かい春を迎えられて嬉しい限りです。

しかし、残念ながらまだ灯油の価格は全く下がっていません。

105.9円/L

使った量は同じなのに出ていくお金は5割増し。

フ・ザ・ケ・ル・ナ

2022.4.6

政府は原油の元売りに補助金を出していたはず。

それなのに全く下がらないとは、どこにそのお金は消えたのか。

単純に税金を下げれば良いものを、それは絶対にやらない。

国会議員は高給取りなので、生活に困らないからガソリンや灯油の価格なんてどうでもいいのか。

本当に頭に来ます。

私は10年以上前から太陽熱利用に取り組んでいますが、これ以上灯油の消費を減らすのは非常に難しい。

ただ、3月は電気・ガスと合わせても1.8万円くらいなのでなんとか暮らしてはいけそうですが・・・

【灯油】昨冬と今冬の灯油消費量を比較してみて価格の高騰に驚く