野菜の垂直仕立て栽培を始めて約半年、失敗もいくらかありましたが、ほとんどは大成功と言えるものでした。

何といっても、肥料を全く使わず、ただ縛るだけで大きく育ちますから実に簡単です。

しかも、どの野菜も味が素晴らしく良いのも特徴でした。

ミニトマトの艶が見事です。

大玉スイカは、スイカの嫌いな妻が美味しいと言って食べたくらいです。

【孫もびっくり】垂直仕立て栽培で甘くて美味しい大玉スイカができた

そんな余勢をかって、秋冬野菜を作ります。

ただし、種まきがあまり上手ではないので、ポット蒔きを基本にしています。

直播にした野菜

根菜類は移植はできないので、当然直播にしました。

大根

9月上旬蒔き、両サイドに支柱を立てて、麻ひもで葉を持ち上げるようにしています。

日当たりは良くないですが、非常に順調かと思います。

方領と言う品種ですが、味が良いとのことなので作ってみました。

2度、間引きをしましたが、そろそろ3度目が近いようです。

葉っぱの色からして、柔らかいことが分かります。

もちろん、間引きも利用します。

さて、こちらは大玉トマトの間に播いた三浦大根です。

大玉トマトは、私の身長(178cm)をはるかに超えていますが、まだ生っています。

現在なっている実が赤くなるまで待てるかどうかは分かりませんが、寒さが来るまではこのような形にします。

でも、自然栽培に垂直仕立てを加えるとこんな芸当ができてしまうなんて凄いと思いませんか。

ほうれん草

蒔いたのは日本ほうれん草で、場所は土手です。

キュウリで味をしめたので、今回もやってみました。

蒔き方は、土手の草を取って種を蒔いただけ。

肥料も何もなし。

予定通り、しっかりと成長してくれています。

ただ、この他にもあちこち撒いていますが、全体的に発芽率が良くありません。

原因は、気温なのか天候不順なのか、やはり直播は難しい。

移植した野菜

私の家庭菜園歴は、長いと言ってもキャベツとか白菜などは苗を買ってきて栽培していたわけです。

直播でしかできないものを除き、種で買うことはほとんどありませんでした。

理由は、種で買うほどたくさん作らないし、作る場所もないこと。

それから、種が古くなると発芽率が落ちて無駄になってしまうことも気がかりでした。

でも、垂直仕立て栽培を知ってからこの考えは変わりました。

これまで足りないと思っていた土地が、がぜん広くなったような感覚です。

さすがにトウモロコシとかサツマイモを作るほどの面積はありませんが・・・

それと、作付面積が増えても肥料代はゼロです。

のらぼう菜

これは初めて作る野菜なのでポット蒔きにしました。

これも、オクラの間とか、空いた場所に植えました。

トマトと同様、前作の撤去前でも植えてしまいました。

これに、草マルチをこれからしていきます。

チンゲン菜

ここはネギの再生栽培をしていたところですが、そろそろ終わりなので移動させてチンゲン菜を植えました。

小砂利をたくさん入れています
草マルチをしました。

右側はニラで、今年の春に蒔いたものですが、順調に大きくなりました。

レタス

サニーレタス

春先に玉レタスを作りましたがイマイチだったのでリベンジです。

今回は安全を期してサニーレタスにしましたが、期待以上の出来にちょっとビックリしています。

保温材で葉を立てています。

白菜

これは、松島2号新白菜という品種です。

白菜は、いつもは苗を買ってくるのですが、今回は種から育てて移植しました。

生育は順調ですが、少し虫にやられ始めたので防虫ネットをかけるようにしました。

キャベツ

野口のタネで購入できなかったので、これは購入しました。

途中まで全く虫にやられず、すこぶる順調だったのですが、急にやられました。

油断しました。

一日2回駆除していますので、これ以上やられなければなんとかなりそうです。

イチゴ

これは「とちおとめ」。

今年の良かった苗から小苗を取って養生してきたものです。

とちおとめは自然栽培が難しいらしいですが、ダメ元でやってみます。

トウモロコシの残渣を細かくしてマルチにしました。

なお、他にも玉ネギ、ソラマメ、春キャベツなどの苗を仕立てています。

これほどたくさんの種類を作れるのは、ひとえに垂直仕立て栽培だからです。

まとめ

私のコロナ下での楽しみは、もっぱら野菜作りになっています。

おかげで鬱になりません。

ただ、雨の日が多いと何もできなくてつまらないですね。

今日も雨模様。

パソコンの前に座る時間が長くなりそうです。