昨年から自然栽培の野菜作りを始めたところですが、今年初めに「野菜の垂直仕立て栽培」を知り、これに切り替えました。
現在、様々な野菜を実践中です。
前回はカボチャの3回目をアップしましたが、今回はキュウリとナスです。
「野菜の垂直仕立て栽培」をザックリ説明すると、無農薬・無施肥・不耕起でほとんど自然栽培です。
しかし、垂直仕立て栽培では支柱を立てて、ただ縛るだけ。
これで植物ホルモンが活性化し、野菜が肥料無しでも良くできるというものです。
詳しくは本を買って読んでいただきたいのですが、気になるのはそれが事実なのかどうか。
何ごとも疑ってかかることは必要なことですが、実際にキャベツではうまくいきましたし、カボチャはものすごい勢いです。
今回はまだ収穫前ですが、キュウリとナスの状況を報告します。
キュウリの垂直仕立て栽培
まずはキュウリからです。
キャベツは苗を購入して栽培しましたが、基本的に種から育てる方が良いとのことなので、キュウリは野口種苗さんから購入した固定種にしました。
種蒔き:5月6日
写真は20日近く経過し、ようやく双葉が出揃ったところです。
ここは、もともと芝が植えてあったのですが、それを剥がして木枠で囲い土を盛りました。
肥料は入れず、小砂利を入れています。(これが重要らしい)
サンルームの前なので真夏の日よけも兼ねています。
実際、この成長ぶりはまずまずではないでしょうか。
1本はもうすぐ収穫できそうで、他にも何本か生っています。
ここは排水が悪かったのか、風通しが悪いのかは分かりませんが、このところの長雨でうどん粉病も発生しました。
しかし、こまめにADウォーターをかけて拡大を防ぎました。
排水対策もやりましたし、もう大丈夫でしょう。
こちらは6月2日に蒔いたキュウリです。
前のものより約1ヶ月遅いのですが、条件が良いのか追いつきそうです。
当然ここも草を取って種を蒔いただけで、肥料などは一切入れていません。
ナスの垂直仕立て栽培
続いてナスです。
これも野口種苗さんで買った固定種です。
種まき:5月6日
ナスの苗づくりは子供頃によく見ていました。
苗床を作り、腐葉土などを発酵させて温度を上げ、苗を仕立てる方法です。
けっこう大変だなと思っていたので、いつもは苗を買ってきて栽培していました。
ですが、良い苗は1本200~300円もするので安い苗ばかり買っていました。
種ならそれくらいの値段で一袋買えてしまいますから非常にお得なわけですが、うまくできるかどうかは別問題です。
さて、気温のせいもあったのでしょうが、種を蒔いてもなかなか芽が出ず心配しました。
しかし、発芽してからは日に日に大きくなっており、現在ではようやく花も咲きだしました。
また、縛り方もうまくなったようにも思えます。
ヘタに縛ると葉っぱが枯れたりして案外難しいです。
なお、下の方から脇芽も出ています。
一般的な栽培法では芽かきをすることになりますが、垂直仕立て栽培ではやりません。
こんなところも楽ですね。
茎は太く、葉っぱも大きいのでかなり大きくなりそうな予感がします。
どこまでいくか楽しみです。
大雨であわや浸水
さてさて、このところ連日のように雷がやってきますが、7月10日(土)の夕方は強烈な雨で脇を流れる用水路が増水しました。
危うくキュウリに水が浸ってしまうかとヒヤヒヤしましたが何とか大丈夫でした。
その模様をサンルームから撮影しましたので貼っておきます。
動画作成もサクサクできる知識があればいいですが、現状ではまだ撮って出しが精一杯です。(苦笑)