5月のガス・電気料金の請求が来ました。

合わせて、7,884円。

内訳は、

ガス代 2,972円

電気代 4,912円

ガス代はいつも通りですが、電気の使用量が160kwhで5千円以下となりました。

電気代には補助金が少し含まれているとは言え、この物価高の状況ではかなりうれしい数字です。

電気料金の体系が腹立たしいのは、3段料金が一番高く、使えば使うほど高い電気料金を払わされること。

普通は、大口の需要者の方がお得意様であり、単価が下がるのに電気料金は逆です。

なぜこんなことになっているのか、知っていますか。

昭和48年のオイルショックで設けた制度らしいですが、電気を使わせないようにする仕組みなわけです。

つまり、300kwh以上使ったら罰金ですよ、と言うことです。

しかし、半世紀も同じ制度のままなんて馬鹿げていませんか。

税金と同じで、一度作った制度は絶対にやめない、それが日本と言う国です。

電気の使用量が減った原因は?

結局、なんだかんだ文句を言うと、

嫌なら使うな!

と電力会社から恫喝されるので、できるだけ使わないようにするのが一番。

今回は先月に比べて10kwh、昨年の同月からは22kwh減りました。

金額にすると1kw30円として、300円及び660円となります。

僅かな量と思われるかも知れませんが、

ちりも積もれば山となる。

ちなみに、これまでも様々な節電対策はしてきましたが、先月から新たにやっているのは

1 石油ボイラーの電源を日中は切っておく

2 TV・ステレオの視聴時間を半減させる

1は、石油ボイラーの電源を昼間落とすだけではなく、太陽熱温水器のお湯の温度が30℃以上であった場合に、自動運転で沸かさないようにしました。

電源が入っていなければ、太陽熱温水器のお湯は内部を通過し、浴槽にお湯が供給されます。湯温が十分でなければ追い炊きをするようにします。

石油ボイラーの自動運転は、お湯の温度が高い(38℃に設定)と、かなりゆっくりと時間をかけて沸かすプログラムになっているようです。逆に言うと、水が冷たいほど火力が強くなり早く沸きます。

ただし、冬期間は凍結防止のヒーターが作動しているようなので、電源を切らないで下さいと取説には書いてあります。

次に2ですが、TVや音楽の視聴時間を減らしているわけですから節減効果は抜群。

問題は、私が見ない分、家族が見てしまえば同じことにはなってしうところ。

いずれにせよ、もうこれ以上の節電はできないと思っていましたので、今回はかなりのインパクトがありました。

更なる節約は可能か

冷蔵庫や洗濯機などは、省エネの製品を買うまではどうにもなりません。

それ以外で、頻繁に使う電化製品はと言うと

1 電子レンジ

2 ヘアードライヤー

3 掃除機

などですが、これらもどうにもなりません。

したがって、これ以上減らすのであれば、自然エネルギーを使うしか方法はなさそうです。

ただ、自家発電をするにしても電気代以上にコストがかかるので悩むところではあります。

でも、災害時に使えることを考えれば備えておくべきか。

東日本大震災も経験しましたし、そろそろ来そうな予感もします。

なお、少し前までは固定の自家発電にしようと思っていたのですが、最近はポータブル電源の性能が向上し、価格もだいぶこなれてきました。

まだまだ迷っていはいるのですが、現在考えているのはこれです。

もちろん元が取れるわけではありませんが、あれば万が一の時にも安心できますからね。