今年のカボチャは育苗に失敗して蒔き直したものの、何個か実をつけてくれました。
一番先に実をつけたものを食べてみましたが、形はあまり良くないものの味はまずまずでした。
残りは梅の木にぶら下げ、乾燥させてから収穫するようにします。
玉が小さいのであまり期待はできませんが、そこそこ食べられるでしょう。
さて、鶴首カボチャです。
樹の勢いばかりであまり実をつけていませんでしたが、ここにきていくつかできています。
下の写真ですが、カボチャの株元は左下です。
そこから蔓を延々と伸ばし、途中から子ヅルが手出て葉が生い茂っているのが分かると思います。
そして、これは反対側から撮った写真です。
今年はいつまでも夏の暑さが続いているせいなのか分かりませんが、まだまだ勢いは衰えていません。
よく観察するとさらに1個を実が着いています。
しかし、これだけ大きく伸びてまだ2個。
これから先、もっと実をつけるのでしょうか。
次は南側の株です。
こちらも相変わらず凄い勢いです。
最初に実をつけたものはだいぶ大きくなっていますが、ほかには見つけることができませんでした。
あまりにも繁茂しているので、もしかするとどこかに埋もれているのかも知れませんが・・・
いずれにしても、これだけ面積をとる割には実が少ないですね。
いくら晩生型といっても、今年もせいぜいあと1か月くらいなものでしょう。
もう少し早くに蒔けば少し違ったのかも知れませんが、樹の勢いに比べてちょっと物足りない印象です。
ただ、荒地のようなところでもこれだけ成長するので別な利用法も考えられます。
ブランドカバープランツに利用する
鶴首カボチャは今年初めてなので、実際どのようなものかよく分かりませんでした。
作ってみて分かったことは、普通のカボチャに比べて葉っぱが大きく、蔓の伸びも激しいことでした。
なので、よほど余っている土地があるのなら別ですが、うかつに蒔くとほかの野菜を覆ってしまうことになります。
そのため、普段管理のしにくい水路の土手のような場所に植えたらどうかと思いました。
急斜面は草刈りが大変ですが、一度刈って鶴首カボチャを植えれば、もしかするとほかの草を抑制できる可能性があります。
つまり、グランドカバープランツとして使えるのではないでしょうか。
下の写真は、隣接の土地の法面ですが、うまい具合に鶴首カボチャの葉が覆っています。
奥の方は植えていませんが、来年は5mおきくらいに2本程度植えてみたいと思っています。
うまく行けば、雑草の抑制とカボチャの収穫で一石二鳥です。
さてさて、暑い暑いといっても季節は秋、彼岸花がどこからかやってきて花を咲かせていました。
季節の移りは早いもので、のんびりしているといつの間にか冬がやってきます。