今年の宝交早生での自然栽培は、そこそこ成功したように思います。
しかし、味の方は完熟の状態でないと良くないことが分かりました。
少しくらい赤くなっても、甘みも酸味も足りません。
味を良くするにはどうしたら良いのか。
肥料を使えば良くなるとは思うのですが、使いたくないので垂直仕立て栽培を再度やってみることにしました。
と言うことで、今日は苗とりです。
イチゴ畑(と言うほどでもない)は、ぎっしりと葉に埋もれていますが、ランナーもたくさん出ています。
これは、ランナーを固定する針金です。
何か忘れましたが、電化製品をばらしたときに出てきたコイル(銅線)です。
少し柔らかいですが、固定のためのピンにはちょうど良いです。
あちこちにランナーが出て、ちょっと過密状態ですが、一応、自然栽培なので雑草を少し抜くくらいで間引きなどはしません。
苗とり
9cmのポットに、畑からはみ出しそうな元気の良い株の根を固定しました。
根がしっかり張るまで、しばらくこの状態にします。
病気らしきものはなく、なかなか良い苗だと思います。
9月になったら切り離して矢板の畑に定植します。
垂直仕立て栽培で甘くなる?
実は、自然栽培の宝交早生の味が良くないことは、以前に買って食べたことがあるので知っていました。
私も実際に作ってみて、やはり同じだったわけです。
でも、そもそも不味いイチゴではないので、肥料を使わないために何かが足りないのでしょう。
ほかの野菜でもそうですが、垂直仕立てをすると味が良くなるので、垂直栽培を試してみる価値があると思います。
なお、イチゴの垂直仕立て栽培は、出てくるランナーを切らずに、支柱を使って垂直に伸ばします。