垂直仕立てで野菜を栽培すると、きゅうりやナス・トマトなど、多くの野菜の背丈が高くなるので長い支柱が必要となります。
そのため2.1mの支柱を使うことが多いのですが、これからのつるありインゲンは3m以上になるため、それでは全然足りません。
なので、以前から土手に生えている竹を一部利用してきたのですが、曲がっているだけでなく、太さもまちまちなのでかなり使いにくいわけです。
自然のものなので仕方がないのですが、太さはともかく、ある程度まっ直ぐなものがあればと思っていました。
竹の利用法
我が家に隣接して用水路が流れていますが、住宅地と水路敷の高低差が2mほど高いので、2.5m~3m程度の法面があります。
そこに竹が生えていますが、管理しないと鬱蒼としてしまい、以前はハクビシンの住処になっていました。
このような土地は青地(国有地)でしょうから、本来なら国(市町村)が管理すべきものですが期待するほだけ無駄というもの。
しかし、荒れ放題になって困るのは隣接者ですから、常に管理をしていく必要があります。
ただ、このように迷惑な土手であっても、見方を変えれば使える土地でもあるわけです。
土地の改変はできませんが、切っても切っても生えてくる竹を有効利用させていただくのは悪い話ではありません。
と言うことで、以前から竹を切って支柱として利用させてもらってはいます。
ただ、竹は斜面に生えているので、大きくなってくると、どうしても葉っぱの重みで曲がってきます。
そのまま秋まで切るのを待つと、曲がった竹しか手に入りませんので枝下ろしをしてみました。
軽くなって上を向きました。
なかなかいい感じです。
6月では、だいぶ固くなってきたとは言え、まだ剪定ばさみで簡単に切れるくらいです。
これは昨日切った枝ですが、今朝にはこんな状態です。
なお、曲がっている竹は支柱に縛って強制します。
今時期の竹は、支柱としてはまだ強度不足ですが、それでも蔓ありインゲンの支柱には問題なさそうです。
何と言っても3mは十分にあります。
まとめ
6月の竹はまだ十分硬くなっていないため、もしかすると今年だけしか使えないかも知れません。
でも、ミニトマトやつるありインゲンくらいなら問題はなさそうです。
秋まで育った竹なら数年は使えるので、今後は使い分けをしていけば、長い支柱を買います必要がなくなります。
更にローコストな垂直仕立て栽培が期待できます。