今日は12月21日、明日は冬至です。
まぁ、冬至なんて若い時にはあまり意識しませんでしたが、歳を重ねてくるとなぜか気になるようになりました。
もう若い時のように勢いで生きていけないので、自然と体を守る術が身につくようになるのかも知れませんね。
さて、冬至と言えば柚子風呂に入る習慣があります。
柚子を入れたお風呂は香りも良いし、何よりも温まりますから風邪の予防にもなるわけです。
しかし、調べてみると他にも面白い事実が分かりました。
冬至だからと言って、ただ柚子風呂に入るよりも、効果を深く知ることでより柚子の有難みが分かるのではないかと思います。
この記事によれば
柚子風呂はいつ入る? 2023年の冬至の時期はいつ?
柚子風呂に入るのは冬至の日、2023年は12月22日。ゆず湯に入るのは冬至の日、2023年は12月22日です。冬至は二十四節気のひとつで、およそ15日間の期間ですが、ゆず湯などの行事をする日としての冬至は、冬至に入る日をさします。毎年12月21日頃になりますが、日付は固定ではありません。二十四節気は1年を太陽の動きに合わせて24等分して決められるため、1日程度前後することがあるからです。
【冬至の日】
- 2020年12月21日
- 2021年12月22日
- 2022年12月22日
- 2023年12月22日
- 2024年12月21日
- 2025年12月22日
- 2026年12月22日
- 2027年12月22日
- 2028年12月21日
- 2029年12月21日
- 2030年12月22日
冬至は二十四節気によって決められているもので、年によって12月21日か22日となっています。
今年は12月22日。
日本は四季がありますが、一年を24に細かく季節をわけてあるのは、とても味わい深いものがあります。
柚子の加工と保存
ところで、我が家には柚子の樹が1本あって今年もたくさんなってくれました。
毎年、ジャムや黄金煮などをたくさん作っていますが、今年は柚子茶も作るようにしました。
しかし、それでも使い切れる量ではありません。
そのため、欲しい人には分けていますが、それでも50個以上余ってしまいました。
取り残したものは、このまま放置してかまわないのですが、やはりもったいないわけです。
簡単で良い利用法が無いものかと思案していたら、はやり柚子風呂に使うべきだとの結論に達しました。
ただし生ではなく、乾燥したもので。
生だとどうしても保存に限界があって、腐ってしまったものは捨ててしまうことになってしまいます。
そこで、乾燥させたものはどうなのかと調べてみると、やはりありました。
【入浴剤】木頭村 ゆず湯 1袋(30g)
※画像をクリックするとサイトに飛びます。
【愛媛県・木頭産】
農薬を使用せず契約栽培された柚子皮を乾燥粉末にし、不織布に袋詰めしたものです。お風呂に浸し、心地よい「ゆず湯」をお楽しみいただけます。
木頭地域の契約農家が、農薬・化学肥料・動物性肥料を使わず自然循環農法によって栽培した木頭柚子の皮が原料
香料や添加物は一切不使用
敏感肌の方でも安心
お湯に浸すと素早く香りが広がる
お肌の保湿にも
「冬至」には柚子湯を
昼が一年中で一番短く、夜が長くこの日には柚子湯に入って無病息災を願う習慣があります。冬至の読みは「とうじ」。というわけで、湯につかって病を治す「湯治(とうじ)」にかけています。更に「柚子(ゆず)」は「融通(ゆうずう)が利きますように」という願いが込められているのです。
ご使用方法
一袋または数袋を熱めのお湯に入れしばらく浸します。お湯につかりながら袋をやさしく揉めば香りがよく広がります。
身体に軽くこすりつけるとお肌がすべすべに。
強い香りをお好みの方や風呂釜が大きい場合は、一回に数袋ご利用ください。
使い終わったら袋のままお風呂や床などのお掃除にご利用いただけます。
使い終わった袋から中身を取り出し、園芸用の肥料にもご利用いただけます。
原材料名 柚子(愛媛県・木頭産)
内容量 1袋(30g)
生産国 日本
この商品は柚子の皮を粉末にしたものですが、そこまでは加工できないので、これをヒントにお金も手間もかけないで柚子の乾燥をしたいと思います。
乾燥の方法
柚子は大きく分けて、皮・果肉・種なので、以下のように処理します。
1 柚子を横に半分に切る
スライスして乾燥させるのもいいですが、時間がかかります。
2果汁を絞る
柚子はミカンのように絞ってもあまり汁が出ませんので、非常に貴重です。
私は、ジャムを作るときの酸味料に使っていますが、他にもポン酢には最高ですよね。
酸度が高いので、冷蔵庫に入れておけば1年くらいは大丈夫と思います。
なお、搾り器はこんなのがあれば便利です。
3 種を取り出す
種も貴重品です。
ペクチンが多いのでイチゴジャムなどを作るときに使っています。
これで化粧水を作ることができるので、一旦乾燥させて冷蔵庫に入れておきましょう。
と言うことで、こんな感じで乾燥させます。
かなり重いので、場所探しに苦労しましたがこれで解決しました。
最初は綿と袋を取って乾かしていましたが、面倒なので止めたので手間が大幅に少なくなりました。
やはり、全ても使い切るのが一番です。
そして乾燥終了。
昨夜、これを4枚ほど使って柚子風呂にしましたが、本当に温まります。
生の柚子を使った時よりも、香りは少ないですが、温まり方は乾燥した方が良かったように思います。
また、生の場合は実を絞ると肌がヒリヒリするのですが、汁を絞ってあるのでそれもありません。
今年だけの話ではありませんが、我が家の柚子はとてもたくさんなります。
なので、ジャムや黄金煮など様々な加工品を作ってきましたが、問題なのは砂糖がたくさんいること。
また、甘いものの取りすぎは健康にも良くありませんので程々にしたいのが本音です。
今回、柚子がたくさんあっても、手間もお金もかけずに保存・利用する方法が分かりました。
また調べていくうちに、素晴らしい果物であることを再認識ができました。
若い時、柚子の木のある家に憧れて植えて本当に良かったです。
最後に、ウィキペディアの解説(一部)を貼っておきますが、まだ知らない利用法がありそうです。
利用[編集]
夏には青ユズ、秋から冬は熟した黄ユズが出回る[3]。日本人に好まれる酸味と香りから、香辛料、薬味、調味料に使われる。冬場はユズの果実を風呂に入れて柚子湯にする。また、果実には薬効が期待されて、民間療法にも使われる。
食材[編集]
ユズの果汁や皮は、日本料理等において、香味・酸味を加えるために使われる[9]。また、果肉部分だけでなく皮も七味唐辛子に加えられるなど、香辛料・薬味として使用される[7]。いずれも、青い状態・熟れた状態の両方とも用いられる。九州地方では、柚子胡椒と呼ばれる調味料としても使用される[2]。これは柚子の皮に、皮が青い時は青唐辛子、黄色く熟している時は赤唐辛子と塩を混ぜて作るもので、緑色または赤色をしている。幽庵焼きにも用いられる。
熟したユズでも酸味が非常に強いため、普通は直接食用とすることはない。薬味としてではなくユズ自体を味わう調理例としては、保存食としてのゆべしの他、韓国の柚子茶のように果皮ごと薄く輪切りにして砂糖や蜂蜜に漬け込む方法などがある。ユズの果汁を砂糖と無発泡水で割ったレモネードのような飲み物もある。果汁はチューハイ等にも用いられ、ユズから作られたワインもある。
柚子の果実のうち果肉の部分をくりぬいて器状にしたものは「柚子釜」と呼ばれ、料理の盛りつけなどに用いられる。近年ではスペインの著名なレストランであったエル・ブジが柚子を大々的に喧伝したのが発端となり、フランス料理を始めとした西洋料理にも柚子の使用が広まりつつある。
ユズ果汁にはクエン酸、酒石酸、シトラール約9%が含まれている[4]。果実は、口内やのどの渇きを癒やす清涼止渇作用があり、果汁液にコレラ菌や腸チフス菌に対する制菌作用が報告されている[4]。果皮にはビタミンCが豊富に含まれ、ウンシュウミカンとの比較で約4倍量(約150 mg)ある[4]。
精油[編集]
独特の爽やかな香りのため、様々な香水に使用されている。日本の植物から精油を精製する日本国内メーカーが増えており、果皮を圧搾することにより精油を採油している。その他、多彩な方法で利用されている。果汁搾汁後の残滓に含まれる精油が残滓を堆肥にする時の生物活性を低下させる要因になっていることから、精油を商品価値のある状態で取り除く方法として、超音波減圧水蒸気蒸留法が開発されている[12]。
柚子湯[編集]
詳細は「柚子湯」を参照
収穫時期の冬場に、果実全体または果皮を布袋にいれて、浴湯料として湯船に浮かべる[4]。薬効の成分は特定されていないが、血行を促進させることにより体温を上昇させ、風邪を引きにくくさせる効果があるとされている。肩こり、腰痛、神経痛、痛風、冷え症などに良いとされる[4]。
京都市右京区嵯峨水尾では、柚子の栽培農家9軒が、柚子風呂付きで鶏料理を提供している。
薬用[編集]
果実は橙子(とうし)、果皮は橙子皮(とうしひ)と称して薬用にする[7]。悪心、嘔吐、二日酔い、魚やカニの食中毒に薬効があるとされ、果実を11 – 12月に採集して冷暗所に保存するか、輪切りに切って天日乾燥して用いる[7]。
民間療法として、乾燥果実1日量2 – 3グラムを400 ccの水で煎じて3回に分けて服用する用法が知られる[7]。また、風邪の初期に、就寝前に生の果皮を削ったものを小さじ半分量か、果実1個分の果汁を搾り、砂糖か蜂蜜を適宜加えて熱湯を注いだ「ポン酢湯」を飲んですぐに就寝すると、咳も和らげて効果が期待できる[4][7]。疲労回復、冷え症などには果実が青い未熟果を切って焼酎に漬けたユズ酒を、就寝前に盃1 – 2杯ほど飲むとよく、飲みにくいときは蜂蜜で甘く味付けしたり、水や湯で割ると良い[4]。ユズ酒は、35度の焼酎1リットルに対して未熟果2個の割合で浸して、密封した上で冷暗所に3か月保存してから中の果実を除いて作る[4]。その他果汁には、顔や手足にすり込むと肌荒れやあかぎれ予防に役立つとされる[4]。
出典:ウィキペディア