寒くなりました。
北海道や新潟などでは大雪になっているとのニュースも流れています。
大雪 新潟 国道で渋滞や立往生 魚沼に災害救助法【12時現在】
こうなると、すでにガンガン煖房をしている家庭も多いと思います。
そこで心配なのは燃料や電気料金の負担増です。
いくら節約しても、30%も40%も値上げされたら追い着きません。
例年通りの使い方をしていたら、かなり多くのお金が財布から出て行ってしまうでしょう。
燃料や電気代を節約することは、すぐにできないこともありますが、できることからやっていきましょう。
暖房器具と使い方
我が家では、12月の初めまでは少々寒くても、寝室のオイルヒーターは使わずに我慢してきました。
しかし、朝の気温が氷点下になるとそうもいかず使い始めました。
となれば、ここから先は灯油代や電気代が増大することを想定しなければなりません。
これまでも節約はしてきたので、これ以上無理のような気もしないではありませんが、なんとか1割くらい減らしたい思います。
まず、現在ある暖房器具と特徴は以下の通りです。
1.石油ファンヒーター
朝晩を中心に使っています。また、雨や曇り日などで気温の低い日はずっとこれです。
非常に燃焼効率が良く、やはり経済的な観点からすると、やはりこれが一番優れていると思います。
何と言っても、設定温度で自動的に燃焼を調節してくれますから。
結局は、石油ファンヒーターをメインに使っていった方が節約になると思われます。
あとは換気を良くすることや、あまり設定温度を上げないことです。
じっとしていないで、薄手の上着を着て何か仕事やストレッチでもやれば寒さを感じません。
2.石油ストーブ
石油ファンヒーターよりも暖かくて良いのですが、燃料消費量がかなり多く、温度調節は芯の上げ下げしかできないので限定的な使い方にすべきです。
ただ、煮物などはガスでやった方が経済的な気がします。
短時間で済みますからね。
出番は、ファンヒーターでも寒いようなときです。
勿体ないことですが、できるだけ出番を少なくしましょう。
3.パネルヒーター
小さいワット数でも近くにいれば暖かいですが、基本的に部屋を暖めるのには向いていません。
12月や3月のあまり寒くないときに使うのが良いと思います。
私が使っているのは、250W/500Wの切り替えができるもので、とても経済的です。それでも長時間の使用はしないようにしています。
4.オイルヒーター
写真は寝室で使っているものです。
だいぶ古いものですが、安全で、空気を汚さないので重宝しています。
ただし、これも長時間使うと電気代がバカにならないので、タイマーで一番冷え込む時間帯(朝方中心)に使います。
出力は、寝室(6畳)ですから200~300Wくらいで十分。
輻射熱が発生するので、布団の中まで暖かくなるだけでなく、熱で喉が乾くこともありません。
前にも書きましたが、冷え性で夜眠れない方は使ったら良いと思います。
湯たんぽのような面倒なことはなく、本当に楽です。
しかし、こんな使い方してはダメです。
くどいですが、オイルヒーターは寝室用と割り切ってください。
12℃くらいになっていれば、布団の中にいるのですから寒くはありません。
昨年の燃料代と電気代は?
さて、給湯は石油ボイラーなので、灯油を使っています。
前期(2021.1月~2022.3月)の実績を参考にして、暖房費を計算してみます。
12月 80ℓ
1月 120ℓ
2月 120ℓ
3月 80ℓ
計 400ℓ
金額にすると、概ね100円前後なので100円で計算しますと。
400ℓ×100円/ℓ=40,000円
この内、暖房に使うのを6割とすると
40,000円×0.6=24,000円となります。
月に6,000円となります。
コロナ前なら4,000円もいかなかったのですが・・・
次に電気代ですが、請求が1ヶ月ズレるので今年1~4月の電気代から想定します。
1月 192KW 5,585円
2月 321KW 9,559円
3月 326KW 10,141円
4月 209KW 6,684円
計 31,969円
こうしてみると、1・2月に集中して使っていることが分かります。
これはオイルヒーターを毎日使っているせいで、本当に寒い時は11頃から朝の6時半過ぎまで点けていますから、それなりに電気代がかかります。
でも、たかだか月に3千円程度です。
風邪をひくよりも絶対に良いですよ。
節約とケチるは違う
節約するカギは、現在どのように使っていて、いくらかかっているのか把握することから始まります。
そこから、問題点を探し出して改善する。
我が家の場合は、電気代はあまり気にしなくて良いレベルだと思います。
寝室のオイルヒーターを毎晩4時間使っても知れていますし、その倍になってもまだ余裕です。
250W×4時間=1KW
30日×35円/kwh=1,050円
こんなものですから、ヘタにケチって風邪をひいたらこの何倍もお金がかかってしまいます。
辛い思いをするだけでなく、薬は体に悪いです。
それと、今はコロナですから診療がまともに受けられない可能性もあります。
今後やっておきたいこと
床暖房や蓄熱暖房など快適な方法はありますが、設備費だけでなくランニングコストが半端ではありません。
年金生活では、このような高級な暖房はできるわけもありません。
したがって、このような方法よりも窓を2重窓にすることを考えてみてください。
冷暖房効率が飛躍的に高まります。
お金を掛けたくないなら、色々と断熱方法をDIYでやってみませんか。
参考に、アルミシートを使った実験を貼っておきます。
サーモプロテクトは既に販売されていませんが、厚めのアルミシートなら効果はそれなりにあるはずです。
お金が無ければ、知恵を使う。
もちろん、2重窓だってやれますよ。