明日からは4月、これからどんどん気温が高くなってきます。

昨日は、そこそこ天気が良かったので暖房の熱を太陽熱温水器の方に使ったところ、お湯の温度が午後になって50℃を超えてしまいました。

熱いお湯が入ると給湯器が壊れるなんて都市伝説がありますが、私が使っている石油ボイラーは、2015年に設置して以来故障など一度もありません。

なので、それが全くの嘘だということがわかります。

そもそも、太陽熱温水器の温度が50℃になってもミキシング弁で38℃に調整されるわけで、その程度の温度で壊れるような日本製の給湯器があるはずもありません。

しかし、これから夏に向かって水温が上がり、気温も上がるとどれくらいの温度になるのでしょうか。

一般的な太陽熱温水器の場合、経験上30℃くらい温度を上げるよう設計されているように思われます。

なので、水道水の温度が20℃になると天気が良い場合には普通に50℃になるわけです。

こうなると、燃料はほとんどかかりませんが、ボイラーが全く動かないというわけではありません。

例えば、40℃を湯沸かし温度に設定しておくと、2℃の不足分を燃焼させるわけです。

しかし、入力温度が高いため燃焼を小さく抑えているせいか、沸き上がり時間が大幅にかかります。

常識的にはすぐに沸き上がるように思えますが、低い温度で沸かす時よりもかなり時間がかかります。

電源を落として給湯する

なので、お風呂は電源を落として給湯し、ぬるい場合は追い炊きする方法をとってみました。

※カランの温度は40℃に設定

すると、5分もしないうちに沸き上がったというより、ボイラーはほとんど動きませんでした。

我が家の場合、カランが浴槽と少し離れていて直接お湯を入れられないので太めのホースを使いましたが、ここが少し面倒ですね。

まとめ

やってみた感想は、たかだか2℃程度のお湯を追加で沸かすのに、ボイラーが30分も点いたり止まったりするのは電気代が無駄と思いました。

台所とか洗面台は、温度調整だけですから問題は全くありませんから、冬以外はもっと積極的にやった方が良かったのかもしれませんね。

少し手間はかかりますが、燃料と電気の節約ができます。