最近は、バナナ以外の果物を食べる機会が少なくなりました。
リンゴや柑橘類がスーパーの店頭にはたくさん並んでいますが、どれも非常に高くて買う気がしません。
もうリンゴは旬ではないですが、1個で200円前後、買うのは躊躇してしまいます。
それと、安いものは美味しくありません。
そんなわけで、果物好きの私としては自分で作るしかありませんので、何種類かの果物を栽培しています。
一昨年からは、ブドウを作り始めました。
以前からやってみたかったのですが、棚が必要なので躊躇していました。
そこで、垂直仕立て栽培なら場所を取らずにできるのではと考えたわけです。
道法さんの動画を調べたところ、内容は詳しくはありませんがブドウの剪定をみつけました。
垂直仕立て栽培は、全ての植物に応用できるとされているので、ブドウも当然できるはずなのです。
ということで、思い切ってブドウの苗を買ってきて栽培を始めました。
デラウエアは定植から2年目で収穫できた
人気のシャインマスカットは、とても高くて手が出ませんし、失敗するのが落ちなので買いませんでした。
なお、垂直仕立ての要領は、スイカやカボチャなどと同じようにツルを一定方向に束ねて誘因するだけです。
たったこれだけでいいわけです。
野菜の場合も驚きましたが、ブドウでも同じことが起きるわけです。
デラウエアは、定植2年目で収穫できたことは以前書きました。
にわかには信じられないとは思いますが、本当のことです。
もしかすると、成長が早いのはデラウエアの特徴なのかも知れませんが、それにしても早すぎると思います。
巨峰と藤稔は、さすがにそこまで早く成長はしていませんが、植えた場所が違いますから違いが出るのは当然です。
ただ、もっと日照条件が良ければ同じような成長だった可能性があります。
<巨峰>
植えた場所が倉庫の脇で、あまり日当たりが良くありません。
朝は倉庫の影、午後は前の家の2階の影に入ってしまします。
しかし、2年間でそれなりに大きくなりました。
今後、倉庫の屋根の上までツルが伸びれば成長が早まるような気がします。
誘引は、倉庫の屋根を這わせてサンルーム(手前に)方向にする予定です。
非常に良い状態なので、このまま順調に成長すれば実をつけるかも知れません。
<藤稔>
藤稔は、丈夫で作りやすいと説明書にあったので買ってみたものです。
ただ、これは植えた場所が悪かったのか、病気が出てしまいました。
※赤丸の場所に植えてありました。
そのため、現在は鉢植えにして養生しています。
原因は、どうやら雨樋の脇だったせいのようで、湿度過多によるカビなどが影響したように思います。
昨年はあまり元気がありませんでしたが、今年はしっかりとした芽が出てきましたのでもう大丈夫かと思います。
とはいえ、巨峰と比べるとずいぶん成長が遅れているのが分かります。
でも、今年からは大きく伸びそうなので、そうなったら下の写真のように誘因する予定です。
デラウエアのために竹垣を設置
最後に、デラウエアは巨峰に比べると数倍は成長しています。
そのため、ツルを固定するものが足りなくなったので竹垣を追加しました。
土手に生えていた竹を使っているので、見栄えはよくありませんが、ブドウのツルだけでなく、クレマチスのツルを絡ませるのに役立ちます。
右にあるのはサヤエンドウ、もうすぐ収穫です。
現在作っている果物は、イチゴから始まり、プラム・梅・柿・スイカ・メロン・イチジク・ぶどう・ゆず・りんごの10種類。
これらを上手に作ることができれば、もはや果物を買う必要などありません。
季節外れの物を食べるよりも、旬の物を季節を感じながら食べる方が健康にも良いし、お金もかかりません。