世にコーヒー好きは多いです。
もちろん私もその一人で、健康にも良い飲料でもあるとされ、若い時から飲んできました。
一時は豆を焙煎してこともあります。
それほどのコーヒー好きであっても、年齢を重ねるにつれて面倒になり、今では一日一度のドリップパックで十分になってしまいました。
そんな僅かしか飲まないコーヒーですが、飲むとすぐにトイレに聞きたくなるので、外出中は飲むのを控えています。
情けないですが、もはや高齢者なのでいつまでも同じというわけにはいきません。
そこで、コーヒーを飲むのを2週間ほど前から止め、ハーブティー(レモンバーム)に切り替えました。
コーヒーからハーブティーへ
私はこの8月で72歳になります。
体は健康ですが、唯一ダメなものがおしっこが近いことと出にくいこと。
年を取れば前立腺肥大となり、多くの人がそのような症状が出るそうですが、やはり私もその例外ではありませんでした。
色々と努力してはいるので、その時は少し改善するような気がするのですが、結果を客観的に観察すれば更に事態は進行してしまっているように思います。
こんな状態が長く続き、憂鬱でたまらないので思い切ってコーヒーを止めることにしました。
ちょうど、5月に蒔いたレモンバームが大きくなって、お茶にできるほどになったのです。
飲みだしてまだ2週間ですが、これはとても良いものだと思いました。
うまく表現できませんが、心がとても静かになるのです。
コーヒーを飲んだ時のようにざわつくような感じがなく、甘いものなどを欲しないのです。
おかげで、この2週間ほどチョコレートやその他のお茶うけのお菓子などをほとんど食べていません。
ちょっと信じられないのですが、そのような欲求が沸いてこないのです。
レモンバームの効果
ここでレモンバームとはどんなハーブなのか、まず確認しましょう。
心身に働きかけるレモンバームの効能効果4つ。おすすめの使い方・注意点も
以下は、上記の記事から効能を抜粋したものです。
レモンバームは心を落ち着かせたり、消化器系の不調を改善したりと、心身にさまざまな効能効果をもたらしてくれます。ここでは、レモンバームの主な効能効果を4つ紹介します。
効能効果① 気持ちを落ち着かせる
レモンバームは神経系に働きかけて気分を落ち着かせる作用があるため、神経の緊張からくる不安や不眠、パニック、ヒステリーを抑える効果が期待できます。抑うつ状態を改善する作用があるため、気分が落ち込んだ時や意欲が低下した時などにもおすすめです。
効能効果② 消化器系の不調を改善する
神経系に作用するレモンバームは、神経性胃炎や食欲不振など、神経からくる消化器系の機能改善にも有効とされています。また、胃腸の調子を整える作用もあるため、胃腸の不調を感じた時にレモンバームティーを飲むと、消化不良や胃の不快感、膨満感などが改善されるでしょう。
効能効果③ 花粉症の症状を緩和する
シソ科のハーブに含まれるポリフェノールには、花粉症の症状を和らげる効果があると言われています。レモンバームには、ロスマリン酸というポリフェノールの一種が含まれています。ロスマリン酸にはアレルギー症状を引き起こすヒスタミンの過剰分泌を抑える働きがあるため、花粉症による鼻づまりなどの不快な症状の緩和に期待できるでしょう。
効能効果④ 生理痛・PMSを改善する
レモンバームには、女性ホルモンのプロゲステロンと似ている作用があるため、ホルモンバランスを整えて、生理不順や生理痛を改善する効果が期待できます。また、気持ちを落ち着かせる作用もあるので、PMSでイライラしやすい人にもおすすめです。
正直、私は元々メンタルは強い方だと思っていて、このようなものは必要ないと思っていたのです。
しかし、飲んでみて驚きました。
コーヒーを飲むときに様々なものを食べていたのは、心もお腹も満たされていなかったのではないか。
つまり、何らかのストレスが働いていた。
レモンバームといっても、レモンの香りそのものではありませんが、癖のないまろやかな味と香りがします。
特別美味しいわけではありませんが、飲むと不思議に心が落ち着くのは、効能①にあるとおりなのでしょう。
まとめ
お酒を止めて2年近く。
それまでは、毎日欠かさず晩酌(日本酒・ビール)をしていました。
ところが、突然もう飲みたくなくなり、今に至ります。
嗜好品は止めることが難しいとよく言われますが、私にはさほど難しいことではないようです。
そんなおかしな人間ですが、今回はコーヒーを止めてしまいました。
変な話ですが、飲みたくないんです。
酒と同様、年に何度か飲むことがあるかも知れませんが、たぶん日常的にはもうないと思います。
これによって頻尿が無くなるとかは期待薄ですが、経済的に楽になるので、その分は孫に何か買ってあげることにします。