猛暑の中、キャベツと白菜の種まきを8月下旬にしました。
当然、暑さ対策だけでなく、防虫ネットを被せたりして例年よりも慎重に管理をしてきました。
その甲斐もあり、ここまで順調に推移していたのですが、ここにきて一気に虫にやられました。
なかなかうまく行かない苗づくりですが、何がダメだったのか、反省を含めて考え直してみたいと思います。
キャベツ
まずキャベツですが、虫にやられるのはいつものことなので慎重に朝晩観察していました。
初期のころは、まったく虫がいないようで大丈夫と思っていたのですが、ある日突然被害が出ました。
防虫ネットもかけていたのですが、やり方が十分ではなかったようです。
しかし、芽が出たばかりの葉を喰われるともうダメ、このまま育てても大きくはなりません。
青虫は何匹か捕殺したのですが、ほかの虫もいるようです。
たぶん、どこかに卵を産んで、それが孵化して葉を食べ始める。
そんなパターンでしょうか。
ですから、種を蒔いた時点から虫の侵入を防がないと、結局は同じことになってしまうようです。
今回は、もしかすると1株くらいは生き残る可能性もありますが、それでは足りないので買ってきました。
8株で450円くらいでしたので、単価は50円/株ちょっとですね。
こんな苦労するくらいなら、最初から苗を買えばいいのですが、それでは技術と知識が身につかないのであえてやる必要があるわけです。
白菜
次に白菜ですが、今回は普通の白菜とミニ白菜を蒔きました。
蒔いた当初はそこそこ順調で、これはうまく行きそうだと思っていましたが甘かったですね。
キャベツと同じ日に、一晩で葉を食い荒らされてしまいました。
これは困ったことになったと思い、出来の悪かったトウモロコシを早々に諦め、そこに直播をしてみました。
暑いので芽が出るまでは寒冷紗をかけ、発芽したらペットボトルで夜間は虫から保護しています。
春先も同様のことをしましたが、このやり方は虫の被害をなくすにはかなり確実な方法と思います。
間引きして、2本にしました。
反面、日中はペットボトルを外しておかないと蒸れるので注意が必要です。
なお、垂直仕立て栽培は、虫があまり寄ってこないとされていますが、やはり油断は禁物で、栽培に慣れるまでは慎重にすべきと思います。
昨年は種まきが遅れましたが、何とかここまで大きくなりました。
無肥料で、しかも土手に作ったにもかかわらずです。
いずれにせよ、今年はこれ以上の出来を期待したいところです。
最後に、種まきがまだ間に合うミニ白菜を直播にすることにしました。
これは9月中なら大丈夫なようですから、もしも虫にやられてもやり直しができます。