能登半島大地震の被災状況が気になって、昨日はブログの更新ができませんでした。

呑気にやっていると思われるかも知れませんが、東日本大震災を経験した者としての勘が反応してしているんです。

今回の地震で、被災状況や近くにある志賀原発の情報があまりに少ないと思いませんか。

政府の対応も、なぜかもたもたしています。

そもそも岸田政権、いや安倍政権からの自民党は災害が起きてもあまり反応しないのは分かっていますが、それにしても良くないです。

記憶にあるのは西日本豪雨

この時は、気象庁が早くから特別大雨警報を発していたにも関わらず、赤坂自民亭なる宴会を催して批判されました。

この時は安倍首相だったですが、隣に今の岸田首相もいます。

今回、これだけ大きな地震があって、未だに行方不明者が200人以上とも言われる中で新年会など普通はできませんよね。

それなのに。

死者92人、不明242人 能登地震、被害拡大恐れ

 石川県で最大震度7を観測した能登半島地震で石川県は5日、死者は午前8時現在で92人に上り、安否不明者は同9時現在で、4日夜から大幅に増えて242人になったと明らかにした。発生から5日目。輪島市では40件以上の生き埋め情報があり、被害はさらに増える恐れがある。自衛隊は約5千人に態勢を拡充。甚大な被害となった輪島市と珠洲市を中心に、警察や消防と連携して安否確認や捜索を急ぐ。

 県教育委員会は5日、12市町が7日に開く予定だった成人式を取りやめると発表した。

 輪島市の坂口茂市長は5日の記者会見で「安否確認が最重要課題。避難場所の環境整備や物資の支給にも取り組む」と話した。安否不明者は輪島、珠洲両市が突出しており、高齢者が多い。県内の集落では700人以上が孤立状態。輪島市で孤立している14地区分の人数は集計できていない。

 珠洲市鵜飼地区では、住民らが傾いた家屋から布団や着替え、津波で泥をかぶったアルバムなどを運び出し、避難所を行き来していた。女性会社員(41)は「先が見えない」と話した。

出典:2024年1月5日 14時00分 (共同通信)

私にはちょっと信じられない。

こんな状況なので、被災地の状況があまり良くわからない。

発災直後から、ドローンによる空撮は政府から禁じられ、報道各社もあまり現地入りしていないと言われています。

もちろんゼロではないですが、あまりにも情報が少ない。

そんな中、イギリスのBBCが現地入りして報道しています。

海外メディアができるのに、なぜ国内のメディアはやらないのかよく分かりません。

以下の投稿は、海外メディアがドローンで撮影したものようです。

日本のマスコミがやらないのはなぜ?

何かがおかしい。

https://twitter.com/IXT62961634/status/1742909059886657750

こちらの方が鮮明ですね。

あり得ないほどに壊れ、燃え尽きています。

本当に地震による火災なのか、まるで爆撃を受けたようだ。

https://twitter.com/lynn5785/status/1743155921524822341

これは想像ですが、もしかすると能登半島には志賀原発があるせいかもしれないですね。

稼働は停止中ですが、今回の地震でかなりの被害に遭っている可能性があります。

https://twitter.com/TQ2wxOBTRwE9NBG/status/1743272252425261187

右の図の赤丸が志賀原発です。

しかも、何度も被害状況を訂正しているのが怪しい。

北陸電がまた訂正 志賀原発の変圧器漏れの油は5倍超の2万リットル

 能登半島地震をめぐり、北陸電力は5日、志賀原発石川県)の2号機で外部電源を受けるために必要な変圧器から漏れた油の量について、当初発表の5倍超にあたる約1万9800リットルと訂正した。

 油を回収する途中で量が多いことに気付き、改めて調べた結果、漏洩(ろうえい)箇所が当初の想定よりも多いことがわかったという。北陸電は2日に漏れた量を推定で約3500リットルと説明していた。

 志賀原発の地震の影響をめぐっては、敷地内の水槽での水位変動についても北陸電が訂正。運転員が変圧器の保護装置の音を「爆発音」と誤解したことなどから政府が火災発生と発表し、北陸電が釈明する事態もあった。

 5日に記者会見した北陸電の中田睦洋・原子力部長は、訂正などが相次いだことについて「教育などを地道にやりたい。数字を発表する場合は、軽々に出してご心配をおかけすることがないよう対応したい」と陳謝した。

 北陸電はこの日、新たにわかった地震の被害を公表した。1号機原子炉建屋の近くや海側のエリアなどで道路の段差やコンクリートの沈下などを確認したが、安全上の問題となる被害はないと説明した。(福地慶太郎

出典:朝日新聞2024年1月5日 20時00分

最初は異常なし → 変圧器からの少量の油漏れ

しかし、それからすぐに漏水量の訂正があり、今回更に訂正して当初の5倍以上となった。

これは何を意味するのでしょうか。

単に数値を誤魔化しただけではなさそうです。

たぶん、岸田官邸は当初からこの事実を把握していて隠蔽しているのではないでしょうか。

原発周辺に配置されたモニタリングポストも全く動いておらず、実際にはかなりの被害があったのではと想像します。

大きな損傷が明るみになれば、原発はもうこれでお終いでしょうからね。

1月4日の首相記者会見で、志賀原発を聞かれ、逃げるように会見を終える岸田首相の動画があります。

少しニヤニヤしましたが、これは図星だったのではないでしょうか。

最後に、この動画をご覧ください。

志賀原発、かなりヤバいのかもしれません。

追記

やっぱり、かなり被害を受けているようだ。