昨年は、サニーレタスの垂直仕立て栽培を廃タンクを利用してやってみました。

結果は、大成功とまではいきませんでしたが、そこそこ大きくなり美味しく食べることができました。

【サニーレタス】プランターの代わりに廃棄したタンクで垂直仕立て栽培

廃タンクで栽培中のサニーレタス

今年も同様に始めました。

タンク内の土は、プランターのように簡単にできないので入れ替えを全くしていません。

そもそも垂直仕立て栽培ですから、最初からその必要はないわけです。

一般常識とはかなりかけ離れているとは思いますが、土の入れ替えをしなくても作物が育つならこれほど良いことはありませんよね。

自然栽培では土の状態が良くなるのに数年かかるそうですが、そんなことも気にしなくて大丈夫かと思います。

4月30日に定植

私の場合、苗を育てるのに肥料は使いません。

最初から最後まで一貫して無肥料栽培です。

肥料が無いので、ポットやトレイに種を蒔いても大きくならず、かなり小さい苗を定植することになります。

こんなもので育つのか?

と思いますが、案外大丈夫なんですね。

5月7日撮影

でも、種まきに関しては上手くないので研究が必要ですね。

どうにも発芽が揃わない。

原因は、温度管理がうまく行っていないように思っていますが・・・

定植してから1週間

この場所は西側なので、日照は午前中くらいになります。

でも、成長具合を見てみると、さほど条件が悪いと言うこともないようです。

まだ小さいですが、元気に育っています。

苗の大きさにバラツキがあるのは、育苗したものを全部植えてあるからです。

私には良い苗だけを選抜し、他は捨ててしまうことが苦手。

せっかく芽を出したのに可哀そうなので、ダメ元で植えてあります。

保温材で垂直仕立ても始めました。

でも、やはり小さくて貧弱な苗はやはり育つことができないようです。

これが自然の摂理なのでしょう。

仕方がないので、代わりにチンゲン菜の小苗を植えました。

これも発芽したもの全部を植えていますが、生命力が強いのでしょうか、どれもダメにならず元気に育っています。

チンゲン菜の小苗

そのため、チンゲン菜の場合は苗が余ってしまうので、少な目に種を蒔くのが良さそうですね。

いよいよ本番

今年の4月は気温が低く、5月に入りようやく暖かくなりました。

肥料を使わない垂直仕立て栽培は、これまでの自然農法などとは違い素人にも簡単にできます。

ただ、まだ理解できていないことも多いのですが、これからも色々と試してみたいと思っています。

いずれにしても、面白くてやめられません。

経過は引き続き報告します。

5月22日の状況

だいぶ大きくなってきたので中間報告です。

サニーレタスは、かなり不揃いなのと、数株ダメになってしまったものがあります。

そのため、そこにはチンゲン菜を植えました。

2022.5.22撮影 だいぶ賑やかになってきました。

垂直仕立てに使う保温パイプが足りなくなってしまったので、ペットボトルを切って使っています。

これは案外良いですね、タダだし。

サニーレタス

昨年の場合も、農家さんが作るような大株にはなりませんでしたが、そこそこ大きくなって食べることはできました。

売っているサニーレタスは少し苦みがありますが、このように大きくしなければ苦みは感じません。

今回もたくさん作っているのでバラツキもありますが、大株にならないうちにどんどん食べるようにします。

それから、間に植えたチンゲン菜も大きくなってきました。

垂直仕立てのチンゲン菜とサニーレタス

驚くべきことに、垂直仕立てならこんな場所でも栽培が可能です。

肥料は特別やっていませんが、生ゴミ堆肥を根元に少し被せてあります。

それが効いているようにも感じます。

最終的にどこまで大きくなるか分かりませんが、ここまでになればあとは時間だけです。