こんにちはnonofhoです。
野菜の垂直仕立て栽培を始めて約4か月、縛り方や誘引にもだいぶ慣れてきました。
当初は縛り過ぎて失敗したこともありましたが、今では結果もはっきりと出て、日々楽しく野菜作りをやれています。
キュウリは今が最盛期で、農産物直売所でも5本で100円とか目を疑うような安値で売られています。
ただ、私の場合は苗を購入せず種から仕立てているのでこれからが本番。
今回は、キュウリの栽培について新たな発見がありましたので報告します。
サンルーム前
キュウリは、時期を1ヶ月ほどずらして蒔き、2か所で栽培しています。
しかし、同じ種を使っているのにもかかわらず、後から蒔いた方が成長が各段に早くなっています。
蒔く時期の影響も大きいとは思いますが、やはり土の問題ではないかと思っています。
「野菜の垂直仕立て栽培」でも土づくりも触れられていますが、やはり理想的な土はあるはずです。
当然と言えば当然ですが。
この写真はサンルーム前に作っているキュウリです。
種は直播で、5月7日に蒔いています。
パッとみたところさほど悪くは感じませんが、脇芽がほとんどないことが気になります。
上へ上へと延びるだけで、実もあまりなりません。
何となく栄養状態が悪いような感じですね。
これでは予定していた日よけにも足りません。
水路沿い
こちらは家の東側、用水路沿いの土手に蒔いたものです。
種まきは、サンルーム前よりも1ヶ月近く遅い6月2日。
それなのに、完全に追い越してしまっています。
脇芽も多く、成長が活発です。
葉の大きさや色も申し分ありません。
真ん中の1本は3mを超えてしまったので摘心をしました。
検証
<サンルーム前>
ここは芝生を剥がして植えた場所です。
土は、排水を良くするため砂を多い状態なので黒土を混ぜています。
日照は十分ですが、建物の前なので風通しはあまり良くありません。
そのため、梅雨時など湿気の多い時はうどん粉病が避けられませんのでADウォーターを吹きかけてせっせと防御していました。
おかげで何とか枯れずに済んでいます。
気になるのは葉の色です。
これは明らかに窒素不足ですね。
でも、垂直仕立て栽培は無施肥が基本なので、このままやり続けることにします。
とは言え、脇芽の発芽を促すための摘心と生ゴミ堆肥を上に載せたので、何とか持ち直すことを期待したいところです。
<用水路沿い>
こちらは土手の斜面なので、少し削って平らにして種を蒔きました。
この場所の特徴は、日照は午前中ですが、土が柔らかくフカフカで少し頼りないくらいの状態でした。
そのため、少し転圧して種を蒔いています。
当然と言えば当然ですが、柔らかな土の方が作柄が圧倒的に良い結果となりました。
問題は脇が水路のため湿度が高く、オカモノアライガイが葉っぱを食べてしまうこと。
特に梅雨時はこまめに退治しないといけません。
余りにも大量にいるので切りがありませんが、とりあえず見つけたら捕まえて遠くに放り投げます。
まとめ
今回の比較で感じたことは、新たに起こした土地の作物はできが悪いと言うことです。
サンルーム前は、元は芝生でキュウリを植えるために掘り起こしました。
砂が多かったので黒土を混ぜましたが、やはり思ったようなできではありません。
一方、水路沿いは石は多いもののたくさんの草が生えて柔らかい状態でした。
この差は非常に大きいのではないでしょうか。
ただ、サンルーム前もまだ枯れてしまったわけではないので、もしかすると良くなるかも知れません。
なお、地ばいのキュウリを7月8日にキャベツの後作として4本蒔きました。
これがうまく行けば9月までは食べることができるはずです。
一応、虫よけと雷雨などの強い雨への対策に100均ショップで購入した防虫ネットをかけています。
不織布などは専門店でないと品質が悪いので買えませんが、防虫ネットは問題ありません。
安いので助かりますが、ちょっと小さいかも知れませんね。
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