とちぎエネットです。
九州では太陽光発電が増えすぎて制限だそうです。
あれほど自然エネルギーは不安定だの、メインの電源にならないなどと言っていたのに。
太陽光発電に停止要求の可能性「秋に入り供給過多」理由に
九州地方では秋に入って電力の供給が需要を上回って需給のバランスが崩れるおそれがあり、大規模な停電を防ぐために全国で初めて、太陽光発電などを一時的に停止させる「出力制御」が実施される可能性が出ています。
九州地方では秋に入って冷房を使わなくなり需要が減る一方で、太陽光の導入が急速に進んでいることや原発の再稼働などで供給が増えていて電力の供給が需要を上回る状況が起きています。
このため九州電力は、電力の需給バランスが崩れて大規模な停電が起きるのを防ぐため、火力発電所の稼働を抑えるとともに、今月に入って余った電気を本州や四国に送る需給調整を初めて行っています。
しかし、こうした手段を講じても需要の少ない日には電力供給が過剰になるおそれもあるとして、九州電力が太陽光などの事業者に一時的に発電の停止を求める「出力制御」の実施を求める可能性が出ています。
仮に「出力制御」が実施されれば離島を除いて全国で初めてとなります。
実施にあたって世耕経済産業大臣は先週、「透明性、公平性の確保が非常に重要で、万が一、制御が行われた場合には国の審議会でも検証する」と述べ、特定の事業者に不利益が出ないよう事後に検証を行う考えを示しています。
いよいよゴマカシが効かなくなってきましたね。
政府や電力会社は、もうとっくの昔にこういったことが起きるのは知っていたわけです。
当たり前ですよね、計算すれば分かるんだから。
それを、原発を再稼動したくて太陽光発電はメインの電源にならないとしてきたのです。
でも、ドイツなどヨーロッパでは原発を廃止して太陽光にどんどんシフトしています。
なぜか。
技術的に十分可能だからです。
日本だけが、福島第一原発事故も収束していないのにまだ原発をやりたがっています。
しかし、それもお終いです。
メガソーラーは、補助金も無くなったので今後少なくなっていくでしょうが、これからは個人が簡単に発電も蓄電もできる時代になります。
そして、太陽光発電の性能が更に向上して設備費用が下がっていきます。
すると個人で発電するほうが安くて便利になります。
バッテリーも高性能なのは既にできていて、あとは量産だけ。
価格が下がったら、もう誰にも止めることはできません。
自家用車と同じように、電気は自分で作るのが当たり前。
だから、あの蜘蛛の巣のような電線、景観を悪くしている電柱はなくなります。
当然ながら災害にも強くなります。
ただ、全てを電気で賄うことを考えないことが肝心です。
お湯は太陽熱温水器で沸かす。
そうすれば発電設備は最小限で済むのです。
お湯を沸かすのにはエネルギーが沢山いるんです。
お湯は太陽で沸かすのが一番。
なにしろ燃費はゼロ。
足りない分だけ補えば良いのです。
電気で沸かしていては損します。
オール電化などをやっている人は、更新時期になったら太陽熱温水器に切り替えていきましょう。
現在のままでも付けられますので、やってみるのもいいかも知れません。
電気料金や燃料費がゼロ。
そんな生活が夢ではなくなりました。