12月になりましたが、1日からいきなり寒くなったので石油ストーブを持ち出しました。

やはり石油ストーブは暖かいですね。

さて、11月は暖かい日が多く、10月と同様に暖房は午前中だけの日が多くなりました。

そのため、平均到達温度は32.6℃と昨年(32.3℃)とほぼ同じで、まずまずの成果ではないでしょうか。

では、もう少し詳しく見ていきましょう。

水道水の温度は、当初15℃以上あったものが13.8℃まで下がりました。

水温の推移を見ていくと、季節がどんどん冬に向かっていくことが良く分かります。

気温は、太陽が出る出ないで大きく変動するのですが、水温はあまり影響を受けません。

若干変動しているのは、タンク内の温度を測っているので、外気温に幾分影響されるためです。

しかし、11月は非常に天気が安定しているのが良く分かります。

晴れの日が19日もあります。

一日中太陽熱暖房を稼働させると、室内の温度が26℃くらいまで上がってしまうので、午前中にしました。

ただ、28日からは曇り、以後4日間太陽がでませんでした。

この時期に太陽が出ないと、急激に寒くなります。

12月1日は本当に寒かった。

水温が低い分だけ燃料費がかかる

かかった燃料費(灯油)ですが、約40リットル。

8月や9月は月に灯油が20リットルもあれば十分でしたが、10月は30リットルくらい。

そして、11月は40リットルで少し足りないくらいまでになりました。

当然ですが、水温が低い分だけ熱量が必要ですから燃料消費は多くなります。

でも、これは私の太陽熱温水器であって、200リットルとか300リットル用の標準的な採熱器であればもっと減らすことができます。

もし今から太陽熱温水器を導入するなら、思い切って300リットルの分離分割型が良いと思います。

お湯の量が多いほど冷めにくく、節減効果が高くなります。

ただ、ちょっと価格は高めですがその価値は十分にあると思います。

冬はお湯が冷めないうちに使う

さてさて、太陽熱利用は冬が一番の難関です。

気温の高い夏ならあまり心配ないですが、冬は気温が低いためにタンクからの放熱が非常に大きくなります。

もちろん保温してはありますが・・・

たとえ、夕方にタンク内のお湯が40℃になっても、使う時間によってはかなり冷めてしまいます。

なので、お風呂などにはできるだけ早い時間に入ってしまいのが良いわけです。

ま、そうもいかないのが現実ですが・・・

なお、太陽熱を十分に採熱できる時間は午後3時頃までです。

あとは太陽が出ていてもほとんど採熱はできません。

太陽の位置が低くなり、見た目には明るくても光線が弱いんですね。

冬の太陽の有難み

冬の太陽はとても暖かく感じます。

反面、太陽が出ないときはちょっと辛いですね。

太陽熱温水器を使っていると、

今日は天気が良い日だった=燃料費が助かった

こんな風に考えると、なんか豊かな気分になれるんですね。

昨今は電気だけではなく、ガスや灯油の価格も大幅に値上がりしていますからことさらです。

私の目標は、このようなものに右往左往しない生活です。

なかなか難しいですが・・・