昨日はようやく晴れたので、残りのカボチャの収穫をしました。

ただ、柚子の木にぶら下がっているので、ちょっと大変な作業になりました。

理由は、柚子には大きな棘があるので、注意しないとグサッと刺さります。

梯子をかけてなんとか獲れましたが、それでも左腕に棘の刺さった後がクッキリ。

痛かったです。

昨年に較べ2倍の収穫

カボチャは、すでに大玉1個と中玉1個を収穫していますので、今回の大玉4個で合計6個となりました。

空中カボチャの最終章

サイズは概ね、2.4~1.9kgくらいですから、結構大きめだと思います。

種は、数年前に大日向マルシェで「空中カボチャ」として売っていたものから採ったものです。

味も良く、固定種らしかったので、以後種取りをしながら栽培をしています。

形が一般的な扁平ではないので、こういう形のカボチャなのかなと思っていたのですが、別な場所(地上)で栽培したものは扁平でした。

つまり、空中にあったがために成長が阻害されずこのような形になったと思われます。

初めて知りました。

なお、今回収穫した中で一番小さかったのが1.9kg。

とはいえ、十分に大きく食べるのは大変です。

しかも、光が満遍なく当たるためか、色むらがありません。

商品価値はかなり高いのではないではないでしょうか。(ちょっと自慢)

大きな違いは、昨年は伸びた蔓を放任だったことに対し、垂直と平行に蔓を誘引したこと。

つまり、ひもなどを使って蔓を一定方向にしたわけです。

結果、あまりにも伸びすぎて困ってしまいましたが・・・

収穫は、昨年は大玉(3.6kg)と中玉(1kg)の2個しか採れませんでしたが、今年は数でも重さでも2倍、大きな前進です。

これは、間違いなく「垂直仕立て栽培」のおかげだろうと思います。

垂直仕立てと空中栽培を併用

さて、カボチャの蔓を放任ではなく同一方向に誘引したと書きましたが、これは垂直仕立て栽培のスイカやメロンと同じ考え方です。

垂直ができなければ水平でも問題ないと道法氏は書いておられます。

メロンでは失敗でしましたが、スイカは見事に出来ました。

味も素晴らしかった。

カボチャの実も大きく重いので、垂直栽培は難しそうですが、今回のように倉庫の上に這わせ、木などを利用すれば問題のないことが分かりました。

あまりに蔓の勢いが凄いので、どこまで行くのかと思いましたが、最終的には母屋の屋根まで来ました。

たぶん、蔓の長さも2倍くらいにはなっているように思います。

ただ、4個が柚子の木の中で生ったので、落ちないよう紐で支えましたが、カボチャの蔓は太くて丈夫なのでもしかすると要らなかったかも知れません。

特徴的なのは、肥料も使っていないのに、見たことも無いくらい葉が異常に大きく蔓も太いです。

これが垂直仕立ての効果なのでしょうか。

昨年とは比較にならないくらいの成長スピードです。

立ち上がりは、支柱を立ててきちんと誘引しています。

左の株は少し遅れていますが、最終的には同じようになりました。

まとめ

このところの長雨で収穫ができませんでしたが、空中栽培の良いところは土に接していないので、よほどのことがない限り腐りません。

また、虫に喰われることも少ないようです。

反省としては、柚子の木にまで蔓が伸びてしまい収穫が難しかったので、来年は梅の木に這わせようと思います。

あんな大きな棘で痛い思いをするのは、もうこりごりです。