朝晩はまだ冷えますが、大田原神社の河津桜もたいぶ咲いてきました。
今冬は雨も雪もほとんど降らなかったのですが、ようやく雨が降るようになると同時にどんどん暖かくなっています。
そのため、いつもなら3月中旬以降にジャガイモから始まるのですが、今年は早めに小松菜とホウレンソウを蒔くことにしました。
もちろん寒さ対策は用意してあります。
さて、生ゴミ循環栽培も4年目を迎えますが、こんな小さな場所でナスやキュウリなど同じようなものを作っているのにも係わらず病気は殆どでません。
仮に出たとしても、うどん粉病がキュウリに出るくらいですが、これはADパウダーを散布すれば抑えることができます。
ただ、白菜やキャベツは青虫にかなり喰われました。
なので、今年は虫の対策もしたいと考えていますが、農薬や殺したりはしたくないので色々と考えたいと思っています。
感ですが、今年はこのまま暖かくなっていきそうな気がします。
地球温暖化の影響が顕著にならなければいいのですが・・・
先ずは土を起こして畑に「生ゴミ堆肥」を入れます。
昨年まではスコップで掘るのは結構大変だったのですが、今年はサクサクで楽に掘り起こせました。
こんな面積ですから鍬などは不要で、スコップがあればで十分です。
コンポストを見たところ、堆肥はまだ完全な状態(サラサラ)ではなく、少しベタベタしているものがありますが、それでも全く臭くありません。
生ごみ堆肥の作り方は、米のとぎ汁乳酸菌を生ゴミのバケツに入れ、そこに生ゴミを入れていっぱいになったらコンポストに入れます。
その時に上から土をかけておくと、土にいる微生物と乳酸菌の働きで早く生ゴミが分解されます。
次に床を作って種を蒔きます。
手際もだいぶ良くなって来ましたから、見映えもまあまあでしょうか。
ここからが今回のハイライト。
まだ3月中旬になろうとしているところ、そのまま蒔いても寒さにやられてしまうので、上から「不織布」で覆います。
なぜ不織布なのかは、白菜とキャベツで寒さには非常に効果的であることを実感したからです。
昨年は寒さが早く来たせいで成長が途中で止まってしまった株が多かったのですが、それに不織布を被せていたところ、寒さにもめげず食べられるまでに成長しました。
これなら早めに種を蒔いても不織布で覆っておけば大丈夫ではないかと思ったわけです。
このやり方は初めてなのですが、芽が出てくる頃にはもっと暖かくなっているはずなので、寒さや霜には十分対抗できるのではないかと思っています。
我家の菜園はせいぜい4平米くらいしかありませんが、それでもプランターなどで作るよりは遥かに便利で使い良いわけです。
私はあのプラスチックが嫌なんですね。
買えばそれなりにお金がかかりますし、何年も持たずに壊れてしまうので、そうなるとゴミに出すしかありません。
また、水管理をしっかりやらないと枯れてしまうのは鉢植えの最大の欠点です。
大地ほど素晴らしいものはありません。
私の場合、畑と言っても正に猫の額のようなものですが、どっこいこれでかなりの収穫があるのでそう馬鹿にしたものではありません。
そして、だいぶ慣れてきてもいますので、今年は昨年にも増してたくさんできるのではと秘かに期待をしています。
あと、ADパウダー(ホタテ貝殻焼成カルシウム)を忘れてしまったので、次のジャガイモの場所に撒きました。
これで栽培の邪魔になる菌がいなくなるのは不思議なことではありますが、実際にそうなっていますので続けています。
それからカルシウムは食味を向上させる効果もありますからね。
長かった冬も終わり、花の季節がやってきました。
3.26 芽が出てきました
やはり不織布の効果は絶大で、寒さにも負けず小松菜の芽が出てきました。
一昨年の種ですが問題は無いようです。
ホウレンソウは若干遅れていますが、芽が出ていますからすぐに追いつくでしょう。
いずれにしても、まだ朝晩は冷え込むので不織布で覆っておかないとダメになってしまいますから、当分はこのままです。
(続く)