こんにちはnonofhoです。
8月に入り、暑さもさることながら世界各地で起きている猛暑や豪雨などの異常気象が気になります。
ただ、このコロナ禍で自粛を強いられそれどころではないとは思いますが、この疫病は異常気象と関係が深いのではないでしょうか。
ロシアなどの永久凍土が融けて、封じ込められていた未知のウイルスが出てくる。
たしか、そんな研究もあったようにように思います。
なお、地球温暖化の原因は諸説ありますが、化石燃料の使い過ぎによるものとする説が有力です。
私もその説に賛同している一人で、できるだけ化石燃料であるガスや灯油などを使わない生活をしてきました。
個人ができることは小さくても、世界中でやれば大きなものになるとの考えからです。
そのため、無謀ではありましたが定年後に真空管式の太陽熱温水器の販売を始めました。
もとより大きなビジネスにする気はなく、仮にうまく行っても若い人に任せるつもりでした。
まぁ、予定通りうまく行かなかったので、現在は販売をやめていますが啓蒙だけは続けていきたいと思っています。
7月の灯油代はほぼゼロ
それはさておき、7月の灯油代はほぼゼロだったことを報告します。
この時期は気温が高く、あまりお湯を必要としない季節ではありますが、それでもほぼゼロとは快挙ではないでしょうか。
朝の平均温度 22.1℃
夕方の平均温度 46.5℃
給湯に使っているのは石油ボイラーで、お風呂・台所・洗面台の3か所です。
一番使うのはお風呂ですが、沸かす温度は38℃ですからおつりが来るほどになります。
ただ、貯湯タンクが150リットルなので全部を賄えないため少しは灯油を使うことになります。
この写真は、7月12日に20リットルを入れて(半分の印からFの少し下まで)から20日過ぎた状況です。
5mmくらいゲージが下がっている感じです。
量とすれば5リットルくらいかな?
昨年の7月はどうだった
昨年の6月にブースターを作り設置あるので、それに近いデータと思いきや大幅に違っていました。
ステンレスタンクの廃材を利用しています。
朝の平均温度 21.3℃
夕方の平均温度 30.2℃
朝の水温は0.8℃の違いなのに、到達温度は16℃以上も違ってしまいました。
天候も良くなかった可能性が大きいですが、ブースターの使い方にまだ慣れていなかったこともあるのでしょう。
それと、暖房用の採熱器は通常の真空管式太陽熱温水器に使われている金属製のヒートパイプとは違います。
そのため、タンク内の水が蒸発してしまうと熱がブースターに来なくなります。
なので、たまに給水しないといけません。
このことが分かるまでしばらくかかりました。
いずれにしても、昨年の7月がそれほど天候不順だった記憶がありませんから、本来なら大差なかったはずです。
お金がかからないことは良いことだ
さて、数年前に太陽熱温水器を販売したお客様から先日電話で質問がありました。
>ボイラーの電源を切ってシャワーを浴びているがお湯が出なくなった。ミキシング弁が壊れたのか?
(回答)
圧力式の太陽熱温水器は水道圧で全て動作するので、仮にボイラーに電源が入っていなくても水(お湯)が出てきます。また、温度調整はミキシング弁が無くても温度調整付きの水栓ならシャワーは普通に使えるはずです。
太陽熱温水器の真空管などに異常がなければミキシング弁の故障が疑われます。
ただ、この機器は金属(バイメタル)なので滅多なことでは壊れません。
一応、温度調整つまみを点検して、動かしてみるようお願いしました。
結果的に、温度調整が30℃(標準は38℃)になっていて、戻したらお湯が出てきたとのことでした。
誰もいじっていないはずとのことでしたが、何らかの原因でズレてしまったのでしょう。
しかしながら、ボイラーの電源を入れずにシャワーを皆さんやっているんですね。
私はそこまではしていませんでしたが、8月は日中シャワーを使うことが多くなるので今後は真似してやりましょう。
日中は電源を落としておけば待機電力ががかかりませんし、シャワーを使っても電気は不要ですからね。