2月13日の地震は、大田原でも震度5強とかなり強かった。
地震があると心配になるのは、直線距離で100kmもない福島第一原発。あれから10年経って少しづつ忘れかけてきてはいるが、地震があるたびに思い出すことになる。
忘れていけないのは、放射能汚染の緊急事態宣言はまだ継続中なのであること。
加えてコロナ、我々はとんでもない国に住んでいることを努々忘れてはいけないのです。
原子炉格納容器の水位30センチ以上低下 福島第一原発1、3号機で 震度6弱の地震の影響か
東京電力は19日、事故収束作業を続けている福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)の1、3号機で、原子炉格納容器内の水位が30センチ以上低下し、1日数センチのペースで続いていると発表した。13日夜に両町で観測された震度6弱の地震の影響で、10年前の事故で損傷した部分が広がり、原子炉建屋内に漏れ出る量が増えているとみられる。
炉内には事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)が残っており、冷却のため1時間3トンの注水を継続。注水量を増やすことを検討している。原子炉の温度や、周囲の放射線量に変化はない。東電によると、1号機で15日から、3号機で17日以降に、それぞれの格納容器内の温度計の一部で測定温度が低下。温度計が水につかっていないと判断し、水位低下と結論付けた。温度計の位置から、1号機で1.9メートルの水位が40~70センチ低下し、3号機も6.3メートルあった水位が約30センチ下がったとみられる。1~3号機では10年前に起きたメルトダウン(炉心溶融)で、格納容器に複数の損傷を確認済み。デブリなどに触れた水は損傷部分から建屋内に漏れ、高濃度汚染水が発生している。(小野沢健太、福岡範行)
地震の3時間後に「異常の報告が無いから全て正常」と言い切った菅総理。
区分3のパトロールはその12時間後に終わり、原子炉の水位低下は6日後に公表されました。 / 東電緊急会見 https://t.co/ipzhTryWty— おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径5mを変えていく。 (@makomelo) February 19, 2021
国のトップが、「異常の報告が無いから全て正常」だなんて何を能天気なことを言ってるのか。
原子炉の格納容器がぶっ壊れているんですよ。
震度6の地震で異常が出ないはずがない、「もっと綿密に調べなおせ」と強い指示を出すべきだ。
そして、6日後に「水位低下してました」だなんてふざけている。
もう一度強い地震が来たら・・・
原発は半世紀以上前の古い技術。運用も大問題。夢を見て、この業界に飛び込んだ技術者も続々と退職。全基廃炉を決め、廃炉に向け法整備を整えた上で、そうした技術者を抱えておくことがどーしても必要。休止中の原子炉の脇にも、開孔部を有する危険な使用済み燃料プールが空中30mのところに鎮座。 https://t.co/ZuZbHZJ2O9
— よしぼ~ (@yocibou) February 20, 2021
もう日本の終わりどころか世界の終わりが来るかもしれない。
愚かです。
そういえば、この間の地震が深夜だったので懐中電灯が売り切れだそうです。
無駄かも知れませんが、早めに手に入れておいた方が良いでしょう。