11月もあっという間に7日となりました。

たまに寒い日はあるものの、このところ天気が良く、暖かくて小春日和のようです。

そんな中、遅れに遅れていた大玉トマトがまだまだたくさん生っています。

一応、不織布をかけていますので、少しの寒さなら大丈夫です。

夜はお化けのように見えますが・・・

天動説から地動説へ

今年から垂直仕立て栽培をやっているわけですが、大玉トマトはあまりうまく行っていませんでした。

【垂直仕立て栽培の大玉トマト】初期の生育が遅れたためまだ食べられない

原因は、慣れない直播をしたせいで、初期の生育に失敗したのが大きな理由です。

蒔くのが遅かったのでなく、種まき後の保温がうまくできなかった。

結果、一番食べたい8月には全く収穫できませんでした。

なので、もう今年はだめかなと諦めていましたが、9月に入るとぐんぐん成長し、いまや2.5m以上になっています

麻生さんの失言ではないですが、ここは温暖化の影響が良い方向に作用したのでしょうか。

寒さ対策のために不織布をかけるのは脚立が必要

でも、肥料を一切つかっていないのにここまで成長すると信じられますか。

しかも、病気にもならない、虫も来ない。

これは、垂直仕立て栽培に慣れたらもっと沢山収穫できる可能性が大です。

この事実は、少し大げさですが、天動説から地動説になるくらいの衝撃でかないでしょうか。

なにせ、肥料は使わない、脇芽は取らない、ただ縛って垂直に仕立てるだけで美味しいトマトがたくさん採れる。

じゃあ、これまでの栽培法は何なんだ?

そんな疑問も聞こえてきそうですが・・・

まだまだ生っている

さて、5月に種を蒔いて、8月の収穫はゼロは先ほど述べました。

この時は本当にガッカリしましたが、10月に入っても成長は止まらず、上の方に鈴なりに生っています。

こうなれば、不織布をかけて保温して早く赤くしようと考えました。

それが良かったのでしょうか。

まだ青いので、これから寒さが来るので先赤くなるのかは分かりません。

でも、ここまでになると何とかしたいのは人情です。

柔らかく実割れしない

しかし、気温が低いとトマトはなかなか赤くはなりません。

これまでの経験では、少し赤みがさしてくれば追熟でなんとか食べられるまでにはなるようです。

なので、ある程度赤くなったものは捨てないでおきましょう。

ダメだったら、それでいいのですから。

私の作っているのは、世界一トマトという品種です。

玉はやや小ぶりになってしまっていますが、摘果を一切しなかったのでそうなったのでしょう。

本来はもっと大きなものなはずです。

この品種の良いところは、皮が薄くて中が充実していること。

もちろん味も良いです。

実は、垂直仕立て栽培の本では鈴なりになると書いてあります。

本当だったわけです。

道法氏は凄いですね。

冬越しを試します

さて、ナスとかトマトなどは多年草で、苗のままで冬越しすると早い時期から収穫できるとのことです。

うまく行った事例は知りませんが、苗を種から仕立ててきたわけですから、2本くらいを冬越ししたいと思っています。

いくら温暖化とは言え、さすがに11月の中旬までには霜が降りるでしょうし、そうなると不織布をかけていても一発で終わります。

完全に枯れる前に移植します。

楽しみがまた増えました。