インボイスについては何度も言ってますが、1000万円以下の事業者、フリーランス、個人事業主にとっては死活問題です。
廃業の危機は大げさではありません。
【インボイスは死活問題】個人事業主は本気で反対しないと廃業の危機だ
インボイスが始まってしまうと仕事が減るため、やむなく課税業者になってしまうと、当然ですが10%の消費税を納めなければなりません。
赤字であってもです。
たとえば、500万円の売り上げがあったとしましょう。
最終利益が1割と見込むと50万円。
しかし、ここから消費税分50万円を国に納めなければなりません。
つまり、利益はゼロになります。
もちろん仕入れに関わる部分は引いてはもらえますが、労働だけで得た収入ならそのままです。
正確な表現ではありませんが、概ねこうなります。
オンリーワンで、どこにも売っていないとか、自分にしかできない仕事ならその分を転嫁できるのでさしたる問題ではないかも知れませんが、多くの場合はそうではないはずです。
廃業の危機とはこう言うことなわけです。
そもそも、消費税というものがおかしいんです。
消費に対する罰金ですから。
インボイスで火花
衆議院選挙の特番の中で、消費税廃止を訴えるれいわの山本太郎を橋下徹が詐欺師呼ばわりしていました。
しかし、結果は橋下徹の完敗。
しかも、事実誤認だけでなく、インチキフリップを出したのもまずかった。
橋下徹と言う人は、やたらと人をけなし、偉そうにしていますが本質は財務省の手先のように見えます。
消費税そのものがおかしな税ですが、インボイスはどう考えても税の公平な負担などにはなりえません。
そんなことは優秀な官僚なら分かっているはずなのに、あえてやることは何か違う目的があるのでしょう。
それが何なのかはまだ分かりませんが、いずれにしてもインボイスは止めさせなければなりません。
最終的には消費税は廃止!
れいわ山本代表 立民新代表に「インボイス廃止、消費税ゼロで」共闘継続訴え
[2021年11月3日8時23分 ]
衆院選で野党共闘に加わり、自身を含む3議席を確保したれいわ新選組の山本太郎代表が2日、衆院選敗北で引責辞任を表明した立憲民主党の枝野幸男代表をねぎらうコメントを、党を通じて発表した。
「心からお疲れさまでした、と言いたい」とした上で「新代表と次期参院選に向けて、インボイス廃止、消費税ゼロで共闘できるよう、話し合っていきたい」とも記し、新代表のもとでも野党共闘の継続を訴えた。
コメント
まったく同感です。
消費税を国庫に納める立場にある小規模事業主、特に末端の小売業者は消費増税分を末端小売価格に転嫁できないという苦しい立場にあります。
つまり小売販売価格の競争が常に起きており、値引き販売により生じた損益をまるまる被っている。
だから1000万円未満の事業主には免税措置が取られてきたわけですよね。
でも販売時には消費者から消費税分を加算して請求します。
じゃあ預かってる消費税は支払って当然っていう橋下徹はクズのクズ、糞コメンテーター、テレビ業界のうんこ屋ですわ。
卸から仕入れる時に、仕入れ価格に消費税が掛けられていること知らないはずがなく、知ってて山本太郎さんを貶めようと嘘のテロップ付きで国民洗脳しようと企てていたんですよ。
消費税をまともに払う義務が1000万円未満の事業者に課されると、消費者から預かった消費税10%を卸業社に払った仕入れにかかった消費税納税額を差し引く仕入額控除なしで納税。更に値引き販売しなければ売れないために被った減収分が事業者を直撃することになる。なので弱小小売り業者はたちまちぶっ倒れてしまいます。
中小事業者の滞納額の殆どが消費税だという現状。
インボイス制度は課税売上高1000万円以下であっても、課税事業者になった方が得になる場合がある一方、仕入額控除が廃止されるという苦しみも生じ、価格競争についてゆけず、まさに真綿で首を絞められて倒れて淘汰されて社会から消えてしまえっていう残酷なやり方なのです。
これがアトキンソン発案の小規模事業者の粛清、淘汰計画なのでしょう。
ということで、さすが竹中平蔵とアトキンソンにお尻を掘られてる橋下徹だけあって、見事な悪だくみ失敗でした。
コメント、ありがとうございます。
まったく酷い世の中になりました。しかし、黙っていては何も変わりません。
お互いに声を上げていきましょう。