今年の野菜作りは、生ゴミ堆肥栽培から「垂直仕立て栽培」に切り替えました。
その出来については、他の記事をご覧いただきたいと思います。
今回は大きくなったものの、青いままシーズンを終えてしまったトマトの追熟方法です。
この写真は、11月24日の撤去の際に収穫したときのものです。
収穫の遅れた理由は、初期の肥培管理に失敗し、結果的に9月からの収穫となってしまいました。
そのために未熟果が多く残ってしまったわけです。
しかし、実は遅くなっただけで失敗したわけではなく、私の背丈(1.78m)よりもはるかに高くなるほど立派に成長しました。
もちろんたくさん実も生ったのですが、残念ながら気温がどんどん下がる状況では赤くなるのに時間がかかります。
不織布で防寒対策をして抵抗しましたが、とうとう青いまま寒さを迎えてしまいました。
たくさん生っているのに廃棄するのはもったいない。
誰もがそう思うはずです。
少しくらい抵抗しましょうよ。
もしかすると、太陽に当て続ければ赤くなるかもしれない。
どうせダメ元、やってみることにしました。
幸い我が家にはサンルームがあるので、そこに置いておくことにしました。
約1週間が経過。
赤くなってくるものがありましたが、大半は少し黄色味を帯びる程度まででした。
更に1週間、かなり赤くなってきました。
時間はかかりますが、やはり追熟はしてきます。
食べてみると味も悪くはありません。
もちろん最盛期の物とは違いますが、ドレッシングをかければ十分に美味しく食べられます。
もしかすると、トマト(世界一トマト)の種類にもよるのかもしれませんが。
まとめ
ただ注意点があります。
それは寒さに当てないこと。
置いてある場所は、サンルーム内なので日中は太陽がたっぷり当たるだけでなく温度も25℃以上にはなります。
それが夜には5℃以下、ときには0度になることもあります。
最初はこのことが分からなかったので、一部のトマトが茶色くなってしまいました。
たぶん凍傷だと思ったので、夜間は暖かい室内に引っ越しておいたところこの現象は無くなりました。
大玉トマトだけでなく、ミニトマトも同様に霜が降りるまでたくさん生っていましたので同じようにしました。
しかし、実際に追熟させたのは半分くらいで残りは廃棄してしまいました。
来年はこのようなことが無いよう、8月からの収穫を目指したいと思います。