こんにちはnonofhoです。
集中豪雨の被害が広がっているようですが、災害と言うのはこのようなものばかりではありません。
最近少ないと感じているのは、冷夏とか干ばつです。
真っ先に思い出すのは、平成5年(1993年)の天候不順による米不足。
あの時はいろいろとありました。
あれから28年、すっかり懐かしい思い出となってしまいましたが、確率からしてもまた来るんじゃないかと思っています。
オオカミ少年のようでもありますが・・・
このまま夏が来ると思ってはいけない
常識的に言って夏はもうすぐくるでしょうし、私もそうあって欲しいです。
でも、平成5年も最初はそんな冷夏がやってくるとは誰も思っていなかったわけです。
(以下引用)
1993年の記録的冷夏は、20世紀最大級ともいわれる1991年(平成3年)6月のフィリピン・ピナトゥボ山(ピナツボ山)の噴火が原因で発生したと目されている。夏の気温は平年より2度から3度以上も下回った[1]。
つまり、このような天変地異がなければ普通に暑い夏がやってきます。
ですが、いかに気象予報が発達した現代でも噴火までは予測できません。
となれば、今年だってこれからとんでもないことが起きても不思議でも何でもないわけです。
北米の異常高温
あまり話題になっているようにも思えませんが、北米のカナダで、どんでもない事態が進行中です。
(一部引用)
カナダはロシアと肩を並べる世界一寒い国ですが、今週をもって、世界で指折りの暑い国ともなったようです。
29日(火)、カナダ西部ブリティッシュ・コロンビア州のリットン(Lytton)という小さな田舎町で、気温が49.6度まで上昇しました。ほぼ50度になるなどとは、住民はもちろんのこと、多くの気象関係者も予想していなかったことでしょう。そもそもリットンの6月の平均気温は25度ほどです。日本国内に例えるなら、今はまるで仙台のようなさわやかな陽気が広がっているはずの場所なのです。
あの北極に近いカナダで50℃ですよ。
信じられますか。
これだけではありません。
(一部引用)
ヒートドーム現象とは?
熱せられるにつれて地面から水分が奪われることで、より熱されやすくなっていく。そして干ばつに苦しむ西部地域には、高気圧によって閉じ込められる熱が十分にある。
その閉じ込められた熱の上昇が続く中、気象配置はポットの蓋のように機能する。それが「ヒートドーム現象」の由来だ。太平洋岸北西部では熱と干ばつが同時に発生している事で問題を悪化させており、最高気温記録が日々更新されている。
<特に気になったのは以下の部分>
起こりうる停電に対してはどう対策するのか?
今月まで過去100年間で正式な気象測候所が華氏100度以上を記録した日数が3日間しかなかったシアトルでは、多くの住民たちが直近でエアコンを購入した。太平洋岸北西部で大規模な停電は起きてはいないが、建物の冷却や除湿に用いられるエネルギー需要の増加により、配電網が過負荷となる可能性がある。
需要を抑えるには設定温度を数度上げ、窓の日よけやブラインドを閉じる事だ。最も暑くなる時間帯はオーブンや洗濯機、乾燥機といった大型家電の使用を避け、使っていない照明や電化製品は電源を切る。家庭で消費される電力の内、水の加熱が18%を占めていることから、エネルギー省はより短い時間で、温度の低いシャワーを浴びるよう勧めている。
つまり、みんながエアコンを一度に使いだしたら停電となりますと言っています。
でも、実際にはそうなってしまうでしょう。
暑いのはみんな一緒ですからね。
そうなれば、エアコンなんてタダの箱、何の役にも立ちません。
エアコンを買っておく?
私も指摘していることですが、先の記事でも「水の過熱に18%」もの電気を使っていると書いています。
日本だけでなく、どこの国でも電気は便利だからお湯を沸かしたり調理に使っているようです。
確かに電気は便利なエネルギーですが、災害に関しては停電しないような対策が必要になります。
でも、それが難しいから「エネルギーは分散」と言っているわけです。
我が家では毎年夏が近づくと、リビング(12畳?)にエアコンを入れる、入れないが話題になります。
でも、昨年のような35℃を超えた年でもいつの間にか乗り切ってしまって、結局は買っていません。
とりあえず買っておこうなどと言う余裕もないし、ましてや年に2週間程度しか使わないものに何十万円もの出費は痛すぎます。
もっと言わせてもらうと、契約アンペアを上げなくてはならないので基本料金が上がってしまうのも問題です。
現状は20A(アンペア)ですからね。
とりあえず、家族3人で電気代は5千円弱。
もう少し減らしたいのですが、消費税が10%ですからなかなか減りませんね。
ま、私の場合は太陽熱を使っているので、たとえ停電になってもお風呂くらいは入れます。
自家発電も150Wのパネル1枚ですがありますので、たとえ停電しても慌てずに済みます。
玄米を買っておく
さいごに、人間は少しくらい暑くたって死ぬことは滅多にありません。
でも、食べ物がなければ死んでしまいます。
東日本大震災のときは、ガソリンや灯油だけでなく食料も手に入らなくなりました。
流通が途絶えてしまったので、スーパーやコンビニに行ってもありませんでした。
その時の経験を踏まえ、玄米を30kg(1袋)を買い、その都度精米して食べるようにしています。
朝は食べないので約3ヶ月持ちます。
そして、三分の一から四分の一になったら買い足す。
こうすることで、万が一米が手に入らない状況になっても慌てずに暮らせるわけです。
ま、近所には農家ばかりなのでいざとなれば分けてはもらえますが・・・
それから、野菜なども作っているからそうは不自由はしません。
備えあれば憂いなしですよ。
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