マクワウリやカボチャの蔓がだいぶ伸びてきました。
それに伴って実もつき始めていますが、ウリハムシも相変わらずたくさんいます。
ただ、苗が小さい頃はこいつらにだいぶ葉っぱをかじられて難儀しましたが、今はほとんど被害は感じられません。
なぜでしょう?
果たして、ウリハムシは本当に害虫なのでしょうか。
私は野草やキノコが大好きで、さんざん野山を歩いて写真を撮ったり、採種をしてきました。
その中で知ったことは、自然界と言うものは共存共栄で成り立っているということです。
キノコなどにしても、地上に出るとすぐに虫がきて食べられてしまいます。
でもそれは、多くの命を養うものであり、キノコはそれで何かを得ているに違いありません。
ウリやカボチャの場合も、成長の過程で何らかの役割を果たしているような気がするのは思い過ごしでしょうか。
文献などを調べる余裕はないのであくまでも想像ですが・・・
なお、ウイキペディアでは、害虫として扱われています。
成長が良ければウリハムシの被害は微々たるもの
確かに、苗が小さい頃に葉っぱをかじられて大きなダメージを受けましたが、それなりに大きくなるとほとんど影響はないようです。
実際に、今でもたくさん来ているので、確かに葉っぱをかじられた跡はありますが、実もきちんとついていますし特に問題は感じません。
したがって、防虫ネットなども必要ないと思います。
カボチャにしても、これほど勢いづくと少しくらいウリハムシにかじられてもどうってことはないでしょう。
ただ、不思議なことに鶴首カボチャには全く寄り付かないのです。
鶴首カボチャは、見たところ一般的なカボチャやメロンなどの葉っぱに比べかなり硬そうです。
こちらもどこまで伸びていくのか分かりませんが、葉をかじられた跡は見当たりません。
それにしても面白い模様の葉っぱです。
こちらはニューメロン。
これも最初はウリハムシにだいぶかじられましたが、防虫ネットでしばらく防御したところここまで成長しました。
よく見ると、たくさん実を着けていますが、中にはかなり大きくなっているものもあります。
これは期待できそうです。
最後に、出遅れの株です。
ようやく勢いが出てきましたが、これは垂直ではなく水平仕立てにします。
なお、草マルチよりもビニールマルチの方が効果はやはり大きいような感じですね。
葉の色の深さと厚みがあります。
野菜の垂直仕立て栽培は、私のような単純な思考の人間には特に相性が良いように思いますが、肥料栽培に慣れてしまった人には結構ハードルが高いようです。
でも、無肥料・無農薬栽培ですし、やらない手はないのではと思います。
虫も最初だけブロックできれば、あとは放任で大丈夫そうですよ。