市役所から「健康診断」の通知が来ました。

高齢者を心配してくれるの非常に有難いことですが、私は定年から10年以上経ちますが受けていません。

受けない理由?

それは面倒なのと、どこも悪くないのに血液検査とかバリウムを飲むのは嫌なんですね。

特にバリウムは便秘になってしまうことが多いのでも飲みたくありません。

そんなこともあり、健康診断を受けずに10年の歳月が流れましたが、その間に風邪もひかないし怪我もありませんでした。

毎年2月になると、市から健康診断の通知が来ますが本当に必要な施策なのか疑問です。

広報での通知でもいいのではないか。

60歳以降の高齢者は、現役に比べれば時間が自由であるわけですから、具合が悪ければ病院に行けばいいのです。

市役所には申し訳ないのですが、今年も健康診断は受けるつもりはありません。

1 健康診断は何のため?

さて、ウキペディアによると、近代的な健康診断は結核の撲滅から始まったとされています。

日本における近代的な健康診断の仕組みは、結核の撲滅という目的のためにスタートした[1]。また、日本では健診車で巡回するスタイルも一般的になっているが、これは結核予防を目的とするレントゲン車が始まりとなっている[1]

学校や職場、地方公共団体で行われるなど「法令により実施が義務付けられている」ものと、受診者の意思で「任意に」行われるものがある。任意に行われる健康診断は診断書の発行を目的とした一般的評価のことが多いが、全身的に詳細な検査を行い多種の疾患の早期発見を目的としたサービスも広く普及しており、船舶オーバーホール施設になぞらえて人間ドックと呼ばれる。

出典:ウキペディア

現在ではどうでしょうか。

健康診断は、生活習慣病をはじめ、さまざまな病気の早期発見・早期治療はもちろん、病気そのものを予防することを目的に行われています。 自分では自覚できない症状や忍び寄る病気を見逃さないためにも、定期的な受診が必要です。 健診についてより理解していただくためには、それぞれの検査項目の意味を理解することが大切です。

でも、これが現役世代なら分からないでもありませんが、時間に余裕のある高齢者にやるのはどうでしょうか。

健康診断を受けて、血圧やコレステロール値が高いから精密検査が必要ですよ、だなんて言われて医者にかかると薬を処方され毎日ご飯のように薬を飲むようになってしまった人を知っています。

私の母もコレステロール値が高いと言って薬を飲んでいましたが、結局は呆けてしまいました。

呆けた原因がその薬であったとは言いませんが、余計なものを体に入れるのは命の危険が迫っているときでいいのではと思います。

薬とかワクチンとかは、高齢者にとって有益どころか害でしかないと私は思います。

2 健康診断は病人発見装置

口の悪い人からは、健康診断は病人発見装置と言われます。

健康診断を受けると、〇〇が基準から外れているからと病院を紹介されます。

自覚症状が無ければ特に問題はないのに、データで示されてしまうと、そうかなと思ってしまうわけです。

でも、ここが落とし穴。

昔から「医は仁術」と信じて疑わないのが日本人です。

でも、それは昔のこと、今は違うんです。

陰謀とまでは言いませんがそれに近いのではないでしょうか。

言い方は悪いですが、結局、病人を増やして医者が金儲けをする手段になっているわけです。

つまり、病人がたくさんいないと病院経営がうまく行かない。

具体的なものとして、高血圧は昔は180以上だったのが今では130以上ですよ。

人間年取れば血管が細くなって血圧が高くなるのは当たり前、それを薬で下げようとするからおかしなことになる。

医者に行く前に良く調べてから行きましょう。

3 70歳を超えたら体にメスを入れてはならない

ところで、あなたは何歳まで生きますかと問われたらなんと答えますか。

私は、分からないと答えます。

今は71歳ですが、たとえ元気でも明日の朝に目覚めないかも知れませんし、いつまで生きられるかなんて神のみぞ知ることなわけです。

しかし、現代は医療の発達で100歳を超えた人でも心臓手術が可能になっているわけで、そう簡単に死なせてはくれません。

人の命は尊いものであることは間違いありませんが、こんなことをやっていたら財政破綻してしまいませんか。

また、このような最先端医療を受けられる人と受けられない人がいるわけですから、どこかで線引きは必要なはずです。

ことの是非はともかくとしても、高額医療制度は見直しが必要ではないでしょうか。

ある人が言っていましたが、70歳を過ぎたら体にメスを入れてはならない。

たとえ手術がうまく行っても、残りの人生は大したことはない。

何カ月も入院するくらいなら、そのまま何もしないで生きる方が豊かな人生を送れるはずだと。

すべてに当てはまる話ではないけれど、どこまでもお金をかけて延命をするのは死への覚悟が足りないのではと思ってしまいます。

誰だって死にたくはありませんが、永遠の命はありません。

4 健康で長生きするには

人間はどんなに頑張っても120歳くらいまでが限外だと言われています。

多くの人の理想は、やはりピンピンコロリでしょう。

実は、私の祖母がそうでした。

87歳まで生きましたが、寝込んだのは最後の1週間だけ。

誰でもそんなピンピンコロリで死ねるわけでもありませんが、私は現在のところ健康そのものなので、もしかしたら祖母と同じようになれるのではないかと思っています。

そのためにやっていることをいくつかご紹介します。

・食事は1日2回(昼と夜)

・外食は極力しない(食事は自分で作る)

・家庭菜園で野菜を作る

・旅行はしない

・友人はいらない

・酒は飲まない

・散歩をする(30分程度)

・気晴らしにブログを書き、Xに参戦する

・若い政治家を応援する(山本太郎れいわ新選組)

と言うことで、私が健康でいることは家族が助かることに他なりません。

孫だって、お爺ちゃんがずっと元気でいてくれたら頼りにもなるでしょう。

小遣いも貰えるしね。(笑)

さてさて、そうは言っても90歳まで生きるとしても残りは20年弱しかありません。

本音を言えば、中学一年のときに感動した松尾芭蕉の最後の句(辞世の句ではない)のように生きたいのです。

旅に病で夢は枯野をかけ廻る

死ぬまでやりたいこと(夢)を持ち続ける人生は最高だと思うからですが、いまのところそれが無いのが悩みです。