最近ちょっと頑張ってブログを毎日更新してきたが、昨日は歯痛であえなく撃沈。
痛かった!
前日の夕食に、部分入れ歯をして食事をしたのだが、右上の歯に違和感。
そのため、あまり強く噛むのをやめたものの、食事のあと急に右上の歯が痛くなってきた。
右のこめかみから首筋、そして肩まで張っている。
それほどハードな仕事をしたわけでもないのに・・・
とりあえず、安静にしていれば治るのではと思って早めに就寝。
しかし夜中に痛みは強くなり、更に酷くなっていった。
朝になり、朝食代わりのバナナとヨーグルトも食べられない。
口を開けることも辛い状況だ。
部分入れ歯は面倒だが毎日使った方が無難
原因は?
冷静に考えてみて、ようやく原因が分かった。
何のことはない、入れ歯だ。
これしかない。
赤線の部分。
長期間装着していなかったわけではないものの、どうやら着ける時間が短すぎたようだ。
そのため、既存の歯が微妙に動いてしまった。
だから強く噛んだりすると、痛いだけでなく肩までこってしまう。
同じようなことは何べんも経験しているのに・・・
一応、薬を飲んで一日養生したのでほぼ治りました。
ただ、入れ歯を作ったときにこのような説明は聞いたことがありません。
作って、合うあわないで終わり。
歯医者の仕事は作るまででしょうが、本人は入れ歯を作ってからが本番。
部分入れ歯をしている方、或いはこれから作ろうと思っている方も多いと思います。
私のような目に遭わないよう、ぜひ参考にしていただければと思います。
保険診療では良いものは作れない
私は、最初50歳代後半に保険診療内で部分入れ歯を作りました。
しかし、歯周病が進展したため抜歯せざるを得なくなり、数年後に作り直した経験があります。
噛みずらいからといって、そんなに急いで作る必要があったのかと今でも思っています。
どうせダメになるなら、その時まで待っても問題ないはずです。
人前で恥ずかしければマスクでもしていればいいんですよね。
さて、入れ歯は大きくて厚みもあり、食べづらいだけでなく話もしずらい。
これは相当なストレスになります。
そのため使わないことが多く、1週間以上間隔が空くこともざら。
ところがあるとき、入れ歯を入れようとしても入らない。
かかりつけの歯医者に行ったら、入れ歯を使わないので既存の歯が倒れてきたので入らなくなったとのこと。
もちろん作り直すこともできるが、他の歯もぐらついているのでそれを抜いてからにすることでしばらく放置した。
数年後、歯周病が進展して5~6本抜き、歯肉が戻った時点で新しい部分入れ歯を作ることになった。
過去に作ったのは保険診療内だったので安くできたが、ばね式で重くあまりよろしくない。
今回のは保険診療外で高いものの、軽くて格段に使いやすいし、ぐらつきもほとんどない。
ただし、ビックリするほど高価で、清水の舞台から飛び降りる覚悟で作りました。
自分のものではちょっと恥ずかしいので、画像はネットからお借りしました。
非常に良いもので、一日中つけていてもさほど気にならないけれど、そこはやはり入れ歯。
自分の歯とは違います。
作ってから3年以上になるけれど、このところ使う頻度が落ちてきた。
前の反省があるので定期的に使うようにしていたが、最近は昼と夜の2回だったのが夜だけになった。
これがいけなかったようだ。
夕食を食べる時間なんてせいぜい20分くらい。
これでは歯の傾斜が進んでしまうのも当然かもしれない。
一日の装着時間の目安は
これは物にもよるだろうけれど、私の感覚では最低2時間以上は必要なのではないかと思っています。
あくまで感覚ですが・・・
もちろん一日中つけていられればそれが理想だけれども、現役ならいざ知らず退職して10年目。
そんな苦行をしなくても良いと思ってしまうのです。
入れ歯はあった方が便利だし、なにより人前で話すのが気になりません。
面倒だけど、歯を失ってしまったので諦めることも大事。
必要な時だけうまく使いましょう。
食は基本ですから、良く噛んで、健康で長生きしたいものです。