今日は晴れなのに空がぼんやりと曇っています。
焦げ臭い臭いもするし、燃えカスも飛んできていますから、これは「野火焼」ですね。
春がどんどん近くなって来ているそんな日曜日ですが、自民党の裏金問題が終了とのニュースが入ってきました。
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、東京地検特捜部は安倍派と二階派の会計責任者について、派閥の政治資金収支報告書にうその記載をした政治資金規正法違反の罪で在宅起訴する方向で検討していることが関係者への取材でわかりました。
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐっては、おととしまでの5年間で、安倍派「清和政策研究会」が6億円超、二階派「志帥会」が2億円を超えるパーティー収入を派閥の政治資金収支報告書に記載していなかった疑いがあり、東京地検特捜部が捜査を進めています。
関係者によりますと安倍派と二階派の会計責任者は、これまでの特捜部の任意の事情聴取に対し、いずれもパーティー収入の一部を収支報告書に記載していなかったことを認めているということです。
特捜部は安倍派と二階派の会計責任者について、派閥の収支報告書にうその記載をした政治資金規正法違反の罪で在宅起訴する方向で検討しているものとみられます。
一方、特捜部は松野・前官房長官らいわゆる安倍派「5人衆」と呼ばれる幹部や事務総長経験者などからも任意で事情を聴いてきましたが、安倍派の会計責任者との共謀は認められないとして立件を見送る方向で調整しているものとみられます。
NHK 2024年1月13日 1時18分
つまり、安倍派の大物国会議員5人はスルーして、会計責任者だけ立件するらしい。
さすが裏金作りが得意な検察ではあります。
少し古くなりますが覚えてますよ、検察の裏金を告発したら逮捕された検察官を。
私は検察の裏金を告発したばかりに、口封じ逮捕され、1年余にわたって受刑を余儀なくされた。
自分が体験して初めて受刑の辛さも思い知った。
恣意的な権力の濫用には今でも怒りがおさまらない。
しかしそれ以上に、検察の裏金にいまだにメスが入らないことは許すわけにはいかない。
折しも検察に対する批判が高まっている今、この機会に闘わなければ、これまでの闘いが無駄になる。
私はもう一度、法務検察と闘う覚悟を決めた。
――三井環
当時は正義はないのか、と非常に腹がたちました。
今回の自民党の裏金なんて、世間一般からしたら即逮捕案件でしょう。
本当にふざけています。
もう検察に期待するなどは滑稽でしょう。
期待はしていませんでしたが、その通りになって更に腹が立ちます。
もはや自民党に政治を任せてはダメ、政権交代が必要です