今朝は、昨夜に雪が少し降ったせいで庭が白くなりました。

寒くてまだまだ春が遠い感じがしますが、他所では梅の花は咲きだしていますからもう少しの辛抱です。

ただ、ここ何年も極端な温暖化傾向でしたが、これはもしかすると平常に戻る可能性もありますね。

アメリカが変わると気候も変わる。

気候変動は人為的なものと言うのが私の持論ですが、果たしてどうなるでしょうか。(笑)

さて、そんなことより3月になったので予定通り柚子の剪定を行いました。

これまでの剪定の仕方が悪く、枝が混みあってしまったので何とかしないといけません。

このようになった大きな原因は、やはり管理が難しい大きさにしてしまったことです。

なので、今回は思い切って樹高を低くすることにしました。

現状

この柚子の木は樹高が4mくらい。

さほど高いわけではないのですが、枝が混みあってしまっていることとが問題です。

実は毎年たくさんつけてくれるのですが、このような状態では収穫は非常にしづらいわけです。

もちろん毎年剪定はしているのですが、棘が多く、危険なのでなかなか思ったようにできないでいました。

そのため徒長枝も盛大に伸びてしまっています。

今回はこれらの枝を抜き、樹高を抑えることとします。

強剪定で樹高を低くする

剪定の結果は、以下の写真のようになりました。

切り過ぎの感もありますが、これから新芽が吹いてくるのでちょうどいいのではないかと思っています。

反対側からの写真ですが、今年に実を着ける枝はある程度残してあります。

高さは2.5mくらいに抑えたので、今後の管理は容易にできるでしょう。

剪定枝の処理

剪定枝が大量に出たので、これを細かく刻んで処分しなければなりません。

いつも苦労するのはここからで、何と言っても棘に注意しながらやらないと文字通り痛い目に遭います。

剪定枝はたくさんあるように見えても、細かく刻めば大した量ではありません。

柚子の棘は、長いもので5cm近くあります。

なぜこれほどまでに防御しているのか?

柑橘類は小さな棘があるものがありますが、柚子は特別で先に棘を処理しないといけません。

厚手の手袋して相手何とか刻みました。

このような剪定枝は、昔なら燃やすこともできましたが、いまでは無理です。

燃えるゴミに出そうとしても、袋を棘が突き破るので危険ですからそれもできません。

なので、安全な場所に持っていき、腐るのを待つようにします。(棘は腐りにくく数年かかります)

まとめ

柚子はここ数年豊作が続いていましたが、昨年は夏の高温が影響したのか不作でした。

この剪定でどうなるかは分かりませんが、今後は枝が混みあわないよう定期的に整理していきたいと思っています。

柚子に限らず「どんな木でも枝が混みあってきたら早めに整理する」、これが基本のようです。