現代農業という冊子をご存じでしょうか。

私は農家の生まれなので、父が購読していたこともあり、中学生のころによく読んでいました。

ま、長男で跡継ぎの意識があったのでしょうね。

農業に関する新技術だけでなく、さまざまの問題にも取り組んでいるかなり硬派な内容だったことを覚えています。

さて、その現代農業が発行する「季刊地域」から原稿依頼が2018年の秋ごろきました。

私の記事に興味を持っていただいたようです。

依頼内容は、真空管式の太陽熱温水器とソーラーエアーヒーターについて書いて欲しいとのことでした。

掲載されたのは、「季刊地域Winter2019」号。

バックナンバーもまだ購入可能ですね。

「小さなエネルギーで地域強靭化」というタイトルですが、改めて読みなおしても全く色あせていません。

むしろ、昨今のエネルギー情勢をみれば、ますます注目されるべきものと思われます。

個人でできそうな工夫が満載

さて、今回はどのような内容でしょうか。

ざっくりと読んだ感想ですが、様々な成功事例を取りまとめただけではなく、面白そうだ、やってみようかなと思わせる本になっていますね。

タイトルは、「小さいエネルギーで暮らすコツ」です。

サブタイトルは、太陽光・水力・薪&炭で、電気も熱も自分でつくる」。

内容は、買って読んでいただきたいので目次を載せておきます。

※ピンクの線で囲った部分が私の記事です。

もう皆さん気づいているとは思いますが、電気や熱などのエネルギーは地産地消の時代に入っています。

もはや、自分で簡単に作れるし、それに税金はかかりません。

足りない分だけ買う、そうしたら現状の半分以下の費用で生活ができるかもしれませんよ。

政治がだめなら自分で何とかするしかない。

もちろん住んでいる環境によって、できることできないことがあるとがあるとは思いますが、そこは知恵を出す。

お金がないなら(あっても)創意工夫、この本はそのための一冊です。

地域資源を生かし、お金を使わず、豊かな生活を始めましょう。