大阪と言えば「食い倒れの街」として昔から有名です。
私も大阪には一度きりですが行ったことがあり、その時はお好み焼きを食べましたが忖度抜きで美味しかったと思います。
出張の途中だったのと、お金がなかったので、これだけだったのが心残りです。
でも、食べ物が美味しいというのは幸せですよね。
だれだってそんな街に住みたいと思うし、自慢にもなるでしょう。
でも、維新政治が幅を利かせるようになってから、何か雰囲気が大きく変わってしまったような気がします。
少し前、阪神とオリックスの優勝パレードに、大阪府と大阪市の職員を半ば強制的にボランティア動員をしたことが話題になりました。
大阪人がいかにお金にシビアだからと言って、大阪府や大阪市の職員をタダ働きさせて良かったのでしょうか。
普通は民間のイベントに役所の人間を派遣することはできません。
何らかの理由を付けて派遣する場合でも、それは公務にしないといけません。
公務員と言えど、労働者ですから当たり前ですよね。
こんな普通の感覚が、今の大阪では通用しないようです。
今回は、大阪万博に2万人のボランティアを募集するとのニュースを目にしました。
まさか、大阪府・市の職員のボランティアはないでしょうが、れっきとした有料イベントなのになぜボランティアなのでしょうか。
東京オリンピックでも同じようなことがありましたが、これもかなり批判を浴びましたね。
それほど予算が無いのでしょうか?
2350億円もの予算があって、なぜボランティアを募集しなければならないのかわかりません。
どうせ事業費を増やすのなら、それも見込めばいいではないですか。
大阪万博は慈善事業ではないのに、ボランティアを2万人も募集するのは理解できません。
それは、ボランティアと言う名の搾取です。
早速、Xでは批判が集まっています。
こんな批判ばっかり受けていると、大阪万博に行きたい人が激減してしまうのではないでしょうか。
事実、チケットが売れていないと言われていますし、ネガティブな情報ばかりが聞こえてきます。
悲惨な結果が目に浮かびます。