今日は8月2日、ようやくメロン(ニューメロン・マクワウリ)が大きくなってきました。
数もたくさん生っており、マクワウリは直径5cm以上なってきているものがあります。
5月17日に種を蒔いているので、この表から行くと収穫は早くても8月下旬~でしょうか。
ところで、本当にマクワウリが土手でできるのか?
肥料はどうするんだ、下手に起こしたりすれば土手が崩れてしまわないのか?
そんな疑問もあるとは思いますが、垂直仕立て栽培ならそんな心配は全くありません。
草を除いて、そこに種を蒔くだけ。
自然栽培と同じです。
あとは、蔓が伸びてきたら土手を這わせていけば、いずれ大きな実が着くはず。
そんな空想をして、はや3年目の夏を迎えています。
しっかりとマクワウリが生っています。
過去2年はもう一歩のところでしたが、今年はようやく私のイメージ通りになってきました。
なぜこんなことを考えたかと言うと、スイカを水平栽培でやってみたらうまく行ってしまったからです。
スイカができるなら、メロンやウリなんて簡単だろ!
そんな乗りでした。
垂直仕立て栽培では肥料は使わないし、耕起も基本的にしません。
それなら水路の土手のような場所で作っても同じなはずです。
実際に、インゲンやキュウリ・トウモロコシなどをこれまで栽培してきましたが、ほとんどうまく行っています。
我が家の庭は狭いですが、脇を流れる用水路の土手は結構な面積があり、利用しない手はないわけです。
さらに言えば、草刈りのような管理だけでなく生産ができることは凄いことではないでしょうか。
下の写真には、左上に鶴首カボチャが見えますが、並行してツルを這わせています。
また、さらにその上には普通のカボチャがあります。
このように栽培していくと、土手と言えどもかなりの利用価値があることが分かります。
昨年まではあまりうまく行きませんでしたが、今年は今のところ順調に推移しています。
果たして美味しい実が生るのか?
以下、現状です。
(上流側)
(下流側)
午前中の日当たりが良いのも、出来が良い理由かも知れません。
蔓がどんどん伸びているのが分かると思います。
ところで、マクワウリはの作り方は、
本葉5~6枚で「摘芯」、子づるは7~8枚で「摘芯」、孫づるに着果させます。
とあります。
でも、垂直仕立てなので何もしていません。
本を読めば分かりますが、垂直仕立て栽培はこれまでの常識とはかなり違います。
葉をかき分けると、結構な数が大きくなってきています。
うまく行けば、1個700gくらいになるそうです。
ニューメロン
さて、こちらはニューメロンの垂直仕立て栽培、場所を変えて3年目の挑戦となります。
この場所は、家の西側で午前中は太陽が当たりませんが、見てくださいこの勢いを。
素晴らしいですね。
2m以上ある支柱を楽々超えて、まだまだ伸びています。
一番先に実を着けたものは、すでに10cm以上になりましたので、落下しないようネットで吊るしました。
さらにたくさん実が生っていますが、やはり摘果はしていません。
人間が整理しなくても、自らやるようです。
最後に出遅れの株ですが、これも順調と言っていいでしょう。
それにしても、蔓が伸びるのが早いので誘引が忙しいですね。
水平仕立ては楽なのですが・・・