春蒔きのミニ白菜を作っていますが、やはり虫の食害はどうにも避けようがありません。

これはキャベツなども同様ですが、特に白菜は酷いです。

垂直仕立て栽培は、虫に喰われにくい(気にならない)とされてはいるものの、私の場合はまだそこまでの技術に達していないのでしょう。

でも、虫に喰われない方法が今回何となく分かってきたので、忘れないように記録しておくことにします。

ミニ白菜の収穫

ミニ白菜は4月21日にポット蒔きしたものを、5月12日に定植したものです。

定植した場所は、家の西側のため午後からしか日が当たらないので、成長がかなり遅れ気味でした。

途中で虫の食害が酷くなったため、防虫ネットを被せていでいますが、葉はあまり締まりが良くはありません。

そのため、もう少し待つつもりでしたが虫に喰われるだけなので、5株のうち3株を収穫してみました。

結果は、意外にも外から見た感じとは裏腹に中は非常にきれいでした。

ミニ白菜ですから、大きさはこんなものでしょう。

それにしても、外葉がこんな酷い状態にもかかわらず中が無事とは驚きです。

虫を寄せ付けない栽培法

白菜の垂直仕立て栽培では、葉を上向きに仕立てることで、無肥料・無農薬で作れるとされます。

しかし、話はそう簡単ではありません。

やっていることは単純ですが、うまく作るためにいくつか考えなければならない要素をあげてみます。

1 直播か苗か

2 どのタイミングで垂直仕立てをはじめるのか

3 垂直仕立ての方法は

4 日照・土壌・水分の関係

5 遮光・防虫ネットの使用

他にもありますが、ざっと考えてもこれくらいあります。

野菜をより良い状態で育てるのには、様々な要素がうまくかみ合わないと良くできないのは当然です。

しかも無肥料・無農薬の栽培法ですから、そんな簡単にできるとは思えませんが、何となくコツ見たいなものが見えてきました。

これは後から蒔いたミニ白菜です。

全く虫に喰われていません。

実は一度、ポット蒔きしたものを植えたのですが、虫にやられてしまいました。

そのため、5月19日に直播したものです。

虫に喰われないのはなぜ?

見ていると、時々モンシロチョウがやってきていますが、今のところ被害は見当たりません。

そろそろ出てくるかも知れませんが・・・

これはまだ想像の段階ですが、虫に喰われる一番の原因は、成長が遅いことではないでしょうか。

野菜にとって適温までになっていないのに、種を蒔いたり、定植しても成長はゆっくりです。

そこに虫が付け入るスキがあると考えます。

この説は、たぶん当たっていると思います。

さらに検証を続けます。