そろそろ梅雨の気配。

昨日の雨で、そんな風に感じたのは私だけではないと思います。

梅雨と言えばドクダミ。

薬草なのに、なぜか嫌われるかわいそうな植物です。

でも私は健康オタクなので、むしろ大歓迎。

そんな自然の恵みを利用しないのはもったいないので、この時期はドクダミ茶を作って飲むようにしています。

まぁ、たまに飲んだからと言って突然健康になれるわけではありませんが、そのような考え方で生きれば病気などには滅多にかかりません。

ここ20年、行くのは歯医者だけで風邪もひかないのは無関係ではないはずです。

ドクダミの効用

ドクダミは、確かに臭いはきついかも知れないですが、花は白くてそれなりにきれいです。

でも、その匂いが薬効とするなら全く気にならなくなるわけです。

それは十薬と言われるほど非常に優れた植物であるわけで、これを利用しないなんて本当にもったいないことです。

ドクダミに期待できる効果・効能とは?選び方やおいしい淹れ方、副作用まで徹底解説

この記事から一部を転載させていただきます。

1:動脈硬化など血液・血管に関する疾患予防

ドクダミに含まれるカリウムには、血中の老廃物をスムーズに排出する働きがあり、高血圧を予防する効果が期待できます。また、ドクダミに含まれるクエルシトリン・クエルセチン・ルチンなどのフラボノイド類には毛細血管を強化する働きがあり、血液の流れが良くなることで、血管に関する疾患を予防することができます。

2:肩こり・冷え性改善

ドクダミには、血流を改善する効果のある栄養素が多く含まれています。全身の血流が良くなることによって、血流が滞ることによって起こる肩こりや冷えを改善することができます。

3:むくみ解消効果

ドクダミに含まれるカリウムには、強い利尿作用があります。体に溜まった余分な水分を排出してくれるため、むくみを解消する効果があると言われています。

4:デトックス・ダイエット効果

カリウムは、余分な水分を排出するとともに、体に溜まった毒素や老廃物も排出してくれるためデトックス効果を期待できます。さらに、ドクダミに含まれるクエルセチンには、脂肪の吸収を抑制する効果があると言われているため、ダイエット効果も期待できます。

5:アトピー・アレルギー症状緩和

ドクダミに含まれるカリウムの働きにより、持続的な炎症が治まるとも言われており、アトピーやアレルギーが緩和されるという方もいます。花粉などの予防にも効果的です。

6:便秘解消

ドクダミに含まれるマグネシウムには、腸に水分を集めて便を柔らかくし、排出しやすくする効果があります。さらに、体の溜まった毒素や老廃物を排出する効果をもつ栄養素が豊富に含まれています。

7:美肌効果

ドクダミには、毛細血管を丈夫にし、血行を良くする効果のある栄養素は豊富に含まれているため、新陳代謝が改善されることで体のすみずみまで栄養がいきわたり、肌のターンオーバーが正常に働くと言われています。

8:にきび・シミ対策

ターンオーバーは、肌の細胞が一定の周期で生まれ変わる仕組みのこと。ドクダミの効果により肌のターンオーバーが正常に働くと、ニキビなどの肌トラブルを防ぐことができたり、シミ・そばかすのもととなるメラニンがうまく排出され、健やかな肌をキープすることに繋がります。

9:生理不順・生理痛の改善

ドクダミにはカリウム、クエルシトリン、クエルセチンなど、利尿作用がある成分が含まれているため、生理前の水分がたまりやすい時期にドクダミ茶を飲むと、余分な水分や老廃物が排出され、体の重さや不快感などの症状が改善されると言われています。さらに、血流を改善する栄養素により、全身の血流が良くなると、生理痛も緩和されると言われています。

世の中には自然の生薬がたくさんありますが、ドクダミほど身近で利用できるものは少ないのではないでしょうか。

個人的な意見ですが、テレビショッピングなどで販売されている怪しげなサプリなどよりもずっと効果は高いような気がします。

乾燥してお茶にする

利用の方法は多々ありますが、何と言ってもドクダミ茶が一番手軽です。

生の葉でいいし、乾燥したものなら一年中利用することができます。

なので、花の咲いた今が旬なので早速採種して乾燥してみました。

採るのは簡単で、引っ張って抜くだけ。

根の方は切り取って洗います。

吊るして干すので、麻ひもで縛ります。

乾燥するのは陰干しとは言いますが、最初だけはしっかり太陽に当てて乾かします。

濡れたまま陰干しにするとカビてしまうことがあります。

今日は風が強く、天気はまずまずだったので4時間くらいでかなり乾きました。

カーポートに針金を張って、そこに吊り下げるようにしました。

まとめ

ドクダミを採取して、乾燥させて、お茶に利用しても結局は大量の余らせてししまうのは毎年のことです。

でも、このようなものを飲まなければと思うのは、どこか不健康であるからに違いありません。

健康であるなら忘れてしまうのは当然の話ですから、むしろその方が良いと私は思っています。

こんなに手間暇かけて作って、ほとんど捨ててしまうなんてもったいない?

いやいや、お金なんて全くかかっていませんから、必要ならまた作ればいいだけの話。

体も心も、そして懐も健全で生きていくのが一番です。