垂直仕立て栽培の本は何度も読み返していますが、十分理解ができていない部分が相当あるように思います。

トマトの場合、茎を縛ると大きく育つことは確かですが、それと実が沢山生ることはイコールではありませんでした。

一昨年はそれなりに生ったのに、昨年はそれ以上に大きく育っても実をほとんど着けませんでした。

未だこの原因がハッキリ分からずにいますが、何となくそれらしきことが見えてきたので、本を読み返しながら再チャレンジしていきたいと思います。

世界一トマト

世界一トマトは、4月2日にポット蒔きして、5月10日に定植したものです。

昨年まではただ植えるだけでしたが、できるだけ風雨に晒さない方が初期成育が良いと考え、ミニ行燈で守ってきました。

その甲斐あって、非常に勢いが良くすでに花芽も持っています。

現在背丈が50cmに近づいていますが、少し前に支柱を建てて垂直仕立てを始めています。

そこで気が付いたのは、昨年は縛り方に問題があったのではないか、と言うこと。

改めてトマトの頁を読み返すと、「縛り方が甘いと、わき芽ばかりが出てしまうだけでなく、着花が阻害され糖度も下がる」とあります。

確かにわき芽は多く、実が生りませんでした。

ただ、縛り方が悪かったかどうかは分かりません。

何年も肥料を入れていない畑なら、垂直仕立て栽培をするとわき芽は6本から8本くらいで落ち着くのだそうです。

その点も、わき芽が数えきれないくらい出たので、縛り方がどこか違っていたのかも知れません。

茎も太く、葉も健康そのもの、わき芽も出ています。

次に、これは西側に植えたものです。

ここは日照が午後からになるので成長が遅れ気味のため、先日まで行燈を被せていました。

ただ、悪いと言っても昨年は中玉トマトが大豊作だったので、場所としては思ったほど悪くないようです。

雨よけトマト

こちらは、西側出窓下に植えた愛知ファースト(雨よけトマト)。

ポットの苗がなかなか成長しないので、しびれを切らして小苗で植えてしまいましたが全く問題ないようです。

トマトは強いですね。

まだミニ行燈をしていますが、日の当たる午後には蒸れることもあるので、換気には注意しています。

ここは昨年ニューメロンを作ったところですが、支柱を残してあるのでこれを利用して雨よけを作りたいと思っています。

そもそも出窓の壁が近く、横殴りの雨でもなければ濡れないので不織布で簡単な雨よけを作る予定です。

中玉トマト

中玉トマトは発芽の失敗もあり、自宅と矢板の畑に1株づつとなってしまいました。

直播(5/10)なのでまだこんなものですが、行燈のおかげで順調に来ています。

これからは一気に大きくなっていくはずです。

※サンルーム前

ミニトマト

ミニトマトは作らないつもりでいたのですが、中玉が1株しかないので失敗したときの保険として蒔きました。

なお、これはダイソーで買った種で、非常に順調に発芽、成長しています。

※サンルーム前

※倉庫前

まとめ

垂直仕立て栽培の縛り方や剪定の仕方は、何度も読んでやっているつもりですが、結果に現れないのはどこか間違っているわけです。

きちんとやっているつもりでも、実際にきちんとやれていない。

今年はそこが一番の課題です。