昨年(2021)の春から野菜の垂直仕立て栽培をやっています。

肥料を使わず、トマトやナス、ジャガイモ、サツマイモなど支柱を立てて縛って育てると言うトンデモ農法です。

いや、やってみたらトンデモ農法どころか革命でした。

難しいことは私には説明できませんので、興味のある方は「野菜の垂直仕立て栽培 道法正徳監修」を読んでみてください。

目から鱗どころか、これまでの常識が覆されます。

さて、この本を読んだのが昨年の1月下旬でした。

何度も読み返し、半信半疑ながら4月にキャベツ苗を購入して始めました。

キャベツはこれまでに何回か作ったことがありますが、結球しなかったり青虫にやられたりとそれなりに難易度の高い野菜です。

もちろん農薬を使えば楽にできるでしょうが、家庭菜園では使いたくありませんよね。

結果的に春と秋の2回、同じ場所で作りましたが、葉を麻ひもで垂直方向に誘引するだけでできてしまいました。

驚きです。

【キャベツの連続栽培】垂直仕立ては障害なく、今年2回目の収穫しました

【野菜の垂直仕立て栽培】キャベツを無農薬・無施肥で作る

小さく見えても766gでした。

しっかり結球して、重さも800g近いもの。

味は当然のことながら美味しい。

肥料を全く使わないのは自然農法と同じですが、道法理論は葉を垂直にすることで植物ホルモンが活性化し、野菜は元気に育つと言うものです。

自然農法はかなり難しい技術ですが、垂直仕立て栽培ならど素人にも簡単にできます。

似て非なるものです。

春キャベツを作る「渡辺早春」

そんなわけで、こんなに簡単にできるのなら、来春に柔らかい春キャベツを食べたいと思いました。

10月下旬に種を蒔いて準備をしてきました。

種は、野口のタネから購入した「渡辺早春」と言う極早生です。

苗で冬越しなので、最近までいじけていましたが、現在はかなり大きくなってきました。

バラツキはありますが、順調に育っていて、虫にも喰われていません。

2022.4.20撮影

葉が巻き始めていますので、5月には食べられるはずです。

さらに6日後の写真。

気温の上昇とともに、急激に大きくなっています。

2022.4.26撮影
2022.4.26撮影 虫にも全く喰われていません

昨年は虫よけのために不織布をずっとかけていましたが、今年は要らないかも知れません。

春・夏・秋の三季蒔キャベツ「中生成功甘藍」

もい1種類、6月に収穫する予定の年に3回収穫できる「中生成功甘藍」という品種を作っています。

春キャベツほどに柔らかくはないと書いてありますが、年に3回収穫できるとなれば、ほぼ一年中キャベツが食べられることになります。

我が家のキャベツはかなり消費量多く、できれば一年中あったら嬉しい野菜の一つです。

さて、こちらの生育状況はどうでしょうか。

やはり寒さでいじけていたのですが、4月になって急に大きくなってきました。

なので、麻ひもで葉を立ち上げるようにしました。

2022.4.20撮影

6日後の写真ですが、かなり成長しているのが分かります。

2022.4.26撮影

これは別な場所に植えたものですが、バラツキはあるもののかなり大きくなってきています。

2022.4.26撮影

バラつく原因は、苗を選別していないせいかと思います。

ダメ元で植えたものですから・・・

それから、トマトをこれから植える予定の場所に植えたものです。

何が違うのか、葉っぱが異常に大きくなっています。

2020.4.20撮影
2022.4.26撮影

1週間も経たないのにかなり大きくなっています。

2022.4.26撮影

良く分かりませんが、葉の色つやがかなり違います。

それから、虫には結構喰われていますが、最近ではなさそうなので大丈夫でしょう。

まとめ

いずれにしても、「野菜の垂直仕立て栽培」と言う素晴らしい栽培法を知ってしまったので、多くの人に知ってもらいたいと思っています。

これからも更新していきますので、是非ご注目ください。

世の中には不都合な真実と言うものがあり、それらをいくつ知っているかで人生も変わります。

ちなみに私は、これを含めて3つほど知っています。

サイトの右側に貼ってあるのがそうです。