今年の冬の訪れは例年よりも3週間くらいは遅いような気がします。

急に寒くなったり温かくなったりと、急変するのは10月から11月にかけてで良く起こる現象ですが、それが今になっています。

昨年のソラマメの種まきはは11月11日でした。

今年も11月中旬ごろに種まきをしようと思ったのですが、雨が多くなかなか蒔けるような状態になりません。

それでもそろそろ蒔かないと間に合わないので、今日は種を蒔きました。

ただ、住宅地の間の土地は、日陰がどうしてもできてしまうので今年はその部分を外すことにしました。

冬の間は日が射さないと凍ってしまい種を蒔いても育ちません。

そのため、サトイモの畝はサトイモだけしか作りませんが、今回は更にもう一本畝を作りました。

ソラマメの種まき

さて、ソラマメを蒔く予定のの畝はしばらく前に草取りをして準備をしておきましたので、今回はポリマルチを張りました。

張り方もだいぶ慣れてスムーズに、そして綺麗にできるようになりました。

そして、穴あけは自作の穴あけ器を使います。

前回は玉ねぎで使いましたが、切れがイマイチだったのでディスクグラインダーで研いできました。

ソラマメを蒔く間隔は30cm。

なお、穴あけはそのまま押し込むと手が痛くなるので硬めのスポンジを添えています。

こうすると均等に力が入るだけでなく、楽にスッと切れます。

綺麗に穴あけが終了。

種は1か所に2個づつ。

1個でもいのですが、余っているので蒔いてしまいます。(昨年も同様)

種に土を被せて終了。

マルチの間に石などを置いて浮き上がりを防ぎます。

今回も何とか蒔けましたが、発芽が順調にするのか、まだ安心はできません。

サヤエンドウ・スナックエンドウの種まき準備

サヤエンドウとスナックエンドウも同時に蒔きたかったのですが、ミニトマトなどがまだあったので来週にすることにしました。

とりあえず残骸を片付けて、スコップで畝に空気を入れておきます。

うなう(耕起)ことはしないので、作業は簡単で力もいらずすぐに終わります。

このような作業は自然農法では当たり前のようですが、垂直仕立て栽培でも一旦作った畝はそれで良いとされます。

今回は少し土が硬めの部分があったので、とりあえずやっておいた方が無難との判断です。

カブ・ほうれん草などの状況

せっかくなので、10月中旬に蒔いたカブやほうれん草確認しておきます。

今頃は虫も少く、被害の心配もないので1週間来ないとずいぶんと変化があります。

カブは極めて順調で、これから寒さが来ても少し保温すれば年内には十分間に合いそうです。

ほうれん草もバラツキはありますがまずまずで、大きくなった順に収穫していけば長く楽しめそうです。

土壌改良は全くしていませんが、年々良くなっているような気がします。

こちらの畝もバラツキが大きいですが、いずれ良くなると思うので気にしていません。

ニンジンは予想以上の出来、これまでで一番ではないでしょうか。

肥料なしでもここまでできれば水口先生に自慢できます。

片方は二股になってしまいましたが、直径は5cm、長さは20cmほど。

肌も良く文句のつけようがありません。

こちらの畝は、ネギやニンジン・玉ねぎなどを植えています。

特に何をするわけでもなく、ただ種を蒔いて管理しているだけで順調に育っています。

自然栽培では何年も作り続けることが大事、との話はやはり間違いがないようです。

これはオカノリです。

あまり出来が良くなかったので一度も収穫していませんが、種を着けました。

種取りをして、来年は食べてみたいと思います。

最後に玉ねぎ。

購入苗の写真は撮り忘れてしまいましたが順調です。

これは私が作った苗ですが、予想以上に元気で大きくなっていました。

もしかすると、少し期待できるかも知れません。

まとめ

今年も残り1か月と少しとなりました。

畑仕事も少なくなりましたが、垂直仕立て栽培ももうすぐ4シーズンが終わります。

最初の頃は良くできたり、さっぱりダメだったこともありましたが、今ではほとんどの野菜が上手くできるようになってきています。

その理由は、日照と土の状態。

日当たりが良く、排水の良い畝を作ることができれば、間違いなく良い収穫が期待できる。

まだ早いですが、そう確信した一年でした。